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2018年07月17日19:40

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東京交響楽団 川崎定期演奏会 第66回

日時 7月15日
会場 ミューザ川崎
出演   指揮:ジョナサン・ノット
テノール:マクシミリアン・シュミット、 メゾ・ソプラノ:サーシャ・クック、 バリトン:クリストファー・モルトマン
東響コーラス(合唱指揮:冨平恭平)
曲目 エルガー:オラトリオ「ゲロンティアスの夢」 op.38

前日演奏会の開催日と開演時間を確認するようにしている。その時演奏曲目もついでに確認するのだが、今回の曲目がエルガーの「ゲロンティアスの夢」とある。この作曲家の曲で知っているのは「威風堂々」と「愛のあいさつ」くらいなもの。これ1曲だけの演奏会....?というのが正直な印象。今回の日記を書く際に以前の日記を読み返すと、この作曲家の交響曲第1番を「長大なる駄作」と散々こき下ろしていた(聴きに行く時にはこのことは知らないでいた。知っていたら聴きに行く気持ちが失せていたかもしれない)。

外の気温は35度を超える酷暑だし、何だかよく分からない長たらしい曲を聴きに行くのもと思いつつ、「チケット代がもったいない」というケチな気持ちが先立ち川崎まで出かける。

前半の第1部、幻想的な旋律が終始続く。決して悪い曲ではないが暑さ負けした体と頭には心地良い子守歌になりかけた(内容が臨死の人の不思議な体験というから仕方ないかも...)。

天上界の話しとなる後半の第2部は音楽が劇的となり、オーケストラに独唱、合唱が上手く絡み大きな盛り上がりとなっていく。

印象としてはマーラーの項曲第2番「復活」を聴いた後にやや近い感じと言って良いだろうか。ただ「復活」は何度でも聴きたい曲なのに対し、この曲を1時間40分かけてもう一度聴く気が起きるかどうか...
ただこの曲を聴いて酷評した第1番をノットさんの指揮で聴いてみても良いような気になった。

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