昨日の朝8時ごろに大阪で発生した地震は、かなり大きなものだったようだ。
発生当時はちょうどテレビを見ていたのだが、画面に緊急地震速報の文字が出てきて驚いたものである。
そして、震源が大阪あたりとの情報が流れたころ、こちら広島でも横揺れを感じたのだった。
発表によると震度2だったのでそれほど大きな揺れではなかったが、ハンガーに掛かったYシャツがゆらゆらする様子が確認できた。
そんな程度だったので、被害は全くなかった。
自分のところが問題ないとわかると、気になるのはやはり震源地に近いところである。
震度6となると、やはり思い出すのは1995年の阪神大震災である。
当時私は京都で学生をしていたため、明け方に激しい揺れに襲われたものだ。
ただし京都は、同じ震度でも揺れ方がマシだったせいか、物一つ倒れずに済んだ。
被害と言えば、せいぜいそのあともやしや豆腐が手に入らなくなったことぐらいだろうか?
それでも、関西に何本も走っている活断層の存在は脅威に感じたものだ。
今回も、やはり活断層が影響した直下型の地震だったという。
6000人以上の犠牲者を出し、長く交通網が寸断されたあの当時に比べれば被害は少なかったようだ。
防災対策が進んだ成果でもあるのだろう。
しかし、倒れた壁の下敷きになるなどして亡くなった方の遺族にとっては、まさに「大震災」といえるほどの被害だったといえると思う。
犠牲になってしまった方のご冥福を祈らずにいられない。
また、東日本大震災の時と同様、大阪では多くの帰宅困難者が出たそうだ。
2011年に東京で受けた震災の時の記憶と重なる。
昨日の時点では、まだ被害の全容が明らかになったとは言えないが、被害がこれ以上広がらないことを願う。
義援金も、必要であれば協力したいものだ。
2つの大震災を経験したものとして、今回の地震のことが気になる昨日からの私であった
ログインしてコメントを確認・投稿する