［趣味］6ステイン

勝手に週刊連載TL「俺の本棚」、第121回。
今回はこれ。
福井晴敏の短編集『6ステイン』。

いや〜、これも書いたつもりで書いてなかったっていうね。

初版は確か2005年。
ちょうど福井作品が立て続けに3本映画化されてた頃。

名駅の近鉄パッセの本屋に行ってサイン会に参加したのは良い思い出です。
ちなみにこの本のサイン会なのに貼ってあったポスターは「ローレライ」でした笑

タイトルの通り、6編の作品を収録。
と言っても、そのうちの2編は一つの物語の前後編みたいな感じだったり、最後に収録されている「920を待ちながら」は、他の長編作品に繋がる前日譚(正確には前日譚の更に前日譚)だったりと、なかなか一筋縄ではいかないラインナップだったりします。
この短編集に関して言えば、単行本もさることながら、文庫版が非常にオススメ。
あさのあつこさんの解説は、まさに名文です。