mixiユーザー(id:23379704)

2017年11月26日15:22

106 view

[趣味]白山の頻闇

フォト



勝手に週刊連載TL「俺の本棚」、第101回。
いや〜、101回目に相応しい作品を考えたんだけど、思いついたのが「101回目のプロポーズ」と「101匹わんちゃん」しか無かったっていうね。
まぁ、チャゲアスの本で書くのも有りかなとも思ったけどね。
とりあえずなんか違う気分だったから、100と1に分けて考えることに。
100から1引いて99、99と言えば白寿。
ってことで、白に纏わる話で書こうと。

ちょうど最近読んだこの作品に、まさに白羽の矢が立った、と。

前置きが長くなったけど、今回の作品はこれ。
高田崇史さんの人気シリーズ「QED」最新刊、『白山の頻闇』。

今回の舞台は、白山神社総本社のお膝元、石川県。
日本書紀にたったの一文だけ登場し、一言だけ発して姿を消す白山比売という謎の姫神。
全国に白山神社が広がっているにも関わらず、余りにも不可思議な女神です。
その名前に含まれる「白」という色の意味と、それに関係して起きた殺人事件の謎を、博覧強記の変人薬剤師、タタルが解き明かします。

後半は、そのタタルが大学生だった頃の話。
一見華やかな吉原の、その強い光に隠された「闇」の部分。
たったの数百年前の話なのに、我々は余りにも知らない話。
いや、知らないということすら知らない。
2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する