取り上げるのは昨年末以来。
ここ最近はモスビンさんのSTAGE101/Premium�兇鮖箸辰討い拭�
能力はあるからそれなりに鳴ってはいるが、どうも納得がいかない。
気になるのは若干の中高域の張り、硬さ。
高域上昇、とも違う。
個性が強い機種ではない上に、P-3Gとは傾向が違うし、イメージが掴みづらい。
ちなみに、このリード線に中高域を強調する傾向はなく、フラットだ。
ただ、リセットの意味でフェーズテック純正シェルのリード線にすると、解消はする。
帯域バランスも悪くない。
このカートは純正シェル＋リード（CS-1000）を使うか否かで、かなり鳴り方は違うはずだ。
さて、それで解決するかというと、そうではない。
高低のレンジ感が狭く中域主体となり、透明感も今イチ。
この質では30万クラスが泣く。
http://www.phasemation.jp/product.html
ここからが思案のしどころだ。
個人的な志向とはやや異なるが、高域が穏やかで、質感がいいリード線で解決したい。
相性が良ければ、8N-OFCに期待。
モスビンさんので8N-OFC素材のものがいくつかあるが、アクロテック8N、オルトフォン8Nあたりの方向性で冒頭の気になるところを抑えられるのではないか。
後者（LW-8900/Premium）の柔らかさで純正のバランスの良さと、クォリティの絶対値を上げるべくトライ。
以前の日記をふと読み直してみたら、過去にもこの組み合わせで聴いているのだ。
その時より、印象はずっとよい。
中高域の張りは解消、中域から下には厚みやしなやかさも加わって「P-1Gはこうあるべき」という雰囲気が出てきたようだ。
これならZYXのR100 YATRA�兇箸いぞ”蕕世蹐Α�
というのは相当な褒め言葉であるが、価格が高い分、CPでは劣るということでもある。
ようやく手の内に入れたような気はするが、なかなか難しいカートリッジだ。
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