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2017年11月03日10:37

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コ・タル・アイランド・リゾート

10月20日(金)

 朝は夜明けと共に目が覚める。日の出は6時ぐらいだが、日本とは2時間の時差があるので、実際には8時。結構な朝寝坊ではある。
 昨夜から泊っているバンガローは大陸側にあって、ここで一泊してからリゾートに船で渡るという計画は、思いついた時点で優秀な計画だった。実はコ・タル・アイランド・リゾートを調べている最中に「極端に安い部屋」が表示されていたのがその始まりだった。最初は島の中にも食事が付かない素泊まりの安いバンガローがある、とか思っていたが良く良く調べていくとそうではない。大陸の船着き場側にある施設だった。船がどこから出るのか、についてもグーグールアースを使って船着き場や船がある場所などを上空の写真から丁寧に探したりもした。リゾートのアクセスマップから車でのアクセスがこの場所だと分かったので、おそらくそこに大陸側のバンガローがあるのだろう。と判断できた。でもこれって100%分かっていたわけでは無い。おそらくそうだろう。という割と不確定な状況で旅を始めている。
 朝食までの間、海岸を散歩したりして時間を過ごす。海の向こうにコ・タル島が見えている。ちなみに日本語で表記すると同じ名前の島がタイにはあって、そっちではない点には注意が必要。
 8時半に朝食という事だった。厨房では料理をしている音が聞こえる。テーブルや椅子が並んでいるので、ここで朝食だと思った。でも、違った。お姉さんが車で迎えに来る。車に乗って船着き場まで移動。ここで朝食とのこと。実はバンガローを予約した時点では朝食は付いていなかったのでチョットラッキーだと感じた。パンとソーセージ目玉焼きなどのしっかりした朝食が出た。これを食べ終わったら、荷物をバンガローに取りに行くためまた車で送ってもらう。整理に少し時間が掛かりそうだったので、15分後に迎えに来てもらうことにした。
 荷物を整理し終わったので、迎えに来てもらう程でもない、と思って船着き場までの道を歩き始める。そこに後ろから別の車が来て、荷物だけでも運んでやる、とのこと荷物は任せることにした。少し歩くと迎えの車と出会う。もういくばくも距離は残っていなかったが車に乗せてもらう。ここの人たちはものすごく親切。日本ではちょっと考え難い親切心をふるまってくれる。リゾートが優秀なのか、ここバンサパンの地元の人たちの気質なのか、その辺は良く分からないが、この旅行中にはバンサパンの人たちとの様々な触れ合いもあり、のんびりした田舎の人々の優しさには髄所で触れることになる。
 船が出発するまでの間、朝食を食べたテラスでコーヒーを飲む。セルフサービスでいくつかの飲み物が飲めるようになっている。そこに、続々とワゴン車(つまりはミニバス、ロットトゥーの類の乗り物)に乗ったお客がやってくる。ほとんどが欧米系の人たち。全部で20名ぐらいになった。一緒に島に渡ることになる。後からついた方々も、ここでお茶が飲めることが分かったので、思い思いにコーヒーやミロを作って飲んでいる。クッキーの類は食べ放題。バナナも山ほど積んである。このバナナをわざわざ島に持っていこうか、としている人もいるにはいたが、それは島の側にも積んであるから、、、、、
 船へは船着き場から乗れるので海に足を付ける必要はない。海外で船に乗ると日本のようにしっかりとした港湾が整備されていないことがあって、今まで海に落ちてしまったこともある。侮れない。お客を乗せると船は港を出て一直線に島に向かう、割と速い船でものの10分ほどで島に到着する。島の側にも船着き場がある。海の上のテラスに通されて飲み物が提供される。一緒に来た全員に説明がなされるのだが、いまいちよく聞こえない。が説明の内容は全部ルームキーに書かれている内容だった。
 この島での宿泊客には基本的なアクティビティーがインクルードされている。食事もすべてついている。毎日2回停電がある、という内容だった。2回の停電は午前9時から11時、午後は13時から15時、この間はエアコンも使えない。島にある発電機のメンテナンスなどのためだろう、ただ冷蔵庫の電源は切れないようになっていた。恐らくサブの発電システムも持っていて、冷蔵庫などだけには給電できるようになっているのだと思われる。
 説明が一通り終わってから部屋に向かう。荷物は既にポーターが運搬済みで、身体だけで部屋に入る。タイスタイルの雰囲気の良い部屋が与えられていた。部屋は落ち着いた天井の高い建物で、1棟に二部屋となっている。階段を上って左の部屋だった。この滞在中に右の部屋には他のお客はこなかった。部屋にはベッドは二つあって、部屋はかなり広い。ベッドには蚊帳が設置されている。これがタイスタイル? 蚊帳のあるなし、ではないと思うが、この辺では蚊帳の中で寝るとか普通なのかもしれない。部屋にはベランダがあって、そこでお茶を飲んだりできるようになっている。勿論部屋からビーチが眺められ眺望も素晴らしい、極上の立地となっている。
 早速水着に着替えて海に入ることにする。水は暖かい。ビーチは遠浅でとても泳ぎやすく、少し沖に出るとサンゴ礁があり多くの魚が泳いでいる。これは満足できる、来てよかったと思う。すぐにお昼の時間になったので、食堂に行ってお昼を食べることにする。食事はビュッフェ形式、ご飯とおかずが並んでいる。カレーのようなものもあるので、ご飯とカレーという組み合わせも有なのだろうが、おいしそうなタイ料理が並ぶので、おかずは少しずつ取って食べることにする。デザートもフルーツなどが充実している。早速マンゴーなんかも食べてみる。
 午後は軽く泳いでから、アクティビティーの一つであるトレッキングに参加する。案内役はアームさん、少し英語が話せるとのこと。水を1本受け取って歩き始める。島の北に海岸沿いを進むともう一つ立派なビーチがあった。このビーチ沿いにも宿泊施設がある。ビーチを超えてから山道に入る。30分ぐらい歩いて島の北東側の崖の上まで登った。アームさん結構なペースで歩くので、途中息が切れそうになる。この崖の上、かなり良い眺望がある。そこで折り返して元来た道を戻っていく。1時間のトレッキング。結構速いペースだったのでいい運動になった。
 少し休憩してから夕食となる。食事はビッフェ形式で好きなおかずを取っていくタイプ。大体7種類ぐらいのタイ料理が並べられている。それ以外にその場で焼いてくれるおかずがある。ほぼ無限に食べられる感じで、おなかはいっぱいになる。
 一日たっぷり遊んで、お腹も満腹になったので、部屋に戻って休むことにする。ベットには蚊帳が設置されていてその中に入って寝る。実は建物はスカスカで、窓を全部閉めても蚊は入ってきてしまう。これが後々大きな問題になるとはこの時は思わなかった。おやすみなさい。
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