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2017年11月01日20:40

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ペトレンコ指揮「ワルキューレ」の高揚感は素晴らしかった〜

「陸王」ドラマ見てますなぁ・・・
まんま池井戸潤にはまってしまっているのですが、
「下町ロケット」と同じで
なんか役者がしっかりしているんで、説得力ありますよね。
特に熟練の足袋職人の阿川佐和子さんが存在感があってすっごくいい。
ところで今回桂雀々師匠が噺家枠?で銀行の支店長役で出ているけど、「下町ロケット」の談春ばりの活躍はなさそうですな。

10/1の日曜は木曜と同じく神宮の某国営放送のホールへ

NHK音楽祭2017
キリル・ペトレンコ指揮バイエルン州立管弦楽団 @ NHKホール

バイエルン州立歌劇場の来日公演最終日はNHK音楽祭でのオケコン。
と言っても今年のNHK音楽祭のテーマは「歌声とオーケストラが紡ぐ豊かな音の世界」というだけにオケコンでも今回の来日のオペラに出演した歌手を交えての歌曲と演奏会形式のオペラでした。

前半は先日の「タンホイザー」でヴォルフラムを演じたバリトンのマティアス・ゲルネを加えてのマーラーの歌曲「こどもの不思議な角笛 」。
正直この歌曲は歌詞的には同様なのだがいまひとつ馴染みませんでした。
以前にエッシェンバッハ指揮のウィーン・フィルの来日でやはりマティアス・ゲルネを迎えてマーラーの歌曲「こどもの不思議な角笛 」を演ったが、やはりそのときもなんとなくのめりこめませんでしたな

休憩後はヴァーグナーの「ヴァルキューレ」の第一幕を演奏会形式で。
ジークムント役は先日の「タンホイザー」でタイトルロールを演じたフォークト。
ジークリンテはヴェーヌス役を演じたパンクラトヴァ。
フンディングは領主ヘルマンを演じたゼッペンフェルト。
「タンホイザー」と同様にフォークトの甘い声はいいもののヴァーグナーテノールとしてはちょっと軽いかなぁ・・・・と思いつつも
終盤のフォークトとパンクラトヴァの2重唱の高揚感が素晴らしかったです。
ただこの2人「タンホイザー」ではタンホイザーとヴェーヌスを演じていたのが重なって見えてタンホイザーがヴェーヌスブルクの情欲を貪って堕落しているようにも見えちゃうのですが・・・・・

さてペトレンコ、マーラーとヴァーグナーとオケの大編成を必要とする曲だったが、うまくまとめあげて特に「ヴァルキューレ」はグイグイ引き込むオケで素晴らしかった〜
来年ベルリン・フィル首席に就任するけど、そこでのほかの管弦楽曲、特にベートーヴェンやブラームスが楽しみになってきましたわ。

バイエルンでのペトレンコの指環

今回のアジアツアー台湾でのマーラー5のフィナーレ




プログラム
マーラー:こどもの不思議な角笛

    バリトン:マティアス・ゲルネ(*)

---Intermission for 20min---

ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」第1幕 演奏会形式(ドイツ語上演)

ジークムント:クラウス・フロリアン・フォークト
ジークリンデ:エレーナ・パンクラトヴァ
フンディング:ゲオルク・ゼッペンフェルト

指揮:キリル・ペトレンコ
バイエルン州立管弦楽団







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