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2017年10月20日22:14

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【第65期 囲碁 王座戦五番勝負第1局】

■井山7冠が先勝=囲碁・王座戦
(時事通信社 - 10月20日 18:30)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4822116

第65期王座戦挑戦手合五番勝負(主催・日本経済新聞社)の第1局が10月20日(金)に神奈川県横浜市の「横浜ロイヤルパークホテル」で開幕した。
顔合わせは、天元戦五番勝負と同じく井山裕太王座に一力遼七段が挑戦する。
対局は10時から開始して握りの結果、一力の黒番で始まり、持ち時間は各3時間。
17時42分終局し、168手完。
結果は井山の白番中押し勝ちとなった。
井山は名人奪還による2度目の七冠を保持しての第1戦を勝った。
一力は白熱した勝負を展開したものの初戦を落としてしまった。
注目の王座戦第2局は、11月18日(土)に、兵庫県神戸市の「ホテルオークラ神戸」で行われる。

● 今期の見所など ○
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22513670Q7A021C1CR8000/?dg=1&nf=1
http://igooza.nikkei.co.jp/65th/5ban_01.htm

先ずは、井山王座。
ここ迄の七大タイトル獲得数の内訳は、棋聖5期、名人6期、本因坊6期、十段4期、天元5期、王座4期、碁聖6期の合計36期。
今週に行われた名人戦が終結したのも束の間で、本日より再びダブルタイトル戦へ突入する事になった。
でも、負担の大きい名人戦を無事早期防衛を成し遂げてトリプルタイトル戦を回避した事は大きい。
この棋戦は十段戦と並んで獲得期数が現在、遅れを取っているので、先行している棋戦に何とか続きたい。
これは、獲得するのが遅れた事と村川八段に敗れたことが響いている。
並行する天元戦と棋戦システムが似ているので、正に一力七段と十番勝負という感じだ。
相手は勢いのある強敵なので、油断することなく、しっかりと対処して行きたい。
折角、七冠へ返り咲いたので、この年末を七冠王の状態で年越しをしたいところ。
今期は、3期連続通算区切りの5期目の王座位を目指す戦いである。

続いて、一力七段。
ここ迄の七大タイトル獲得は未だ無い。
天元戦が既に開幕しているので、気負いや緊張感は既に解れているものと思われる。
天元戦と同様に本戦トーナメントは負けた瞬間に全てが終了というキツい戦いだが、見事に両棋戦共に勝ち抜いて挑戦手合出場を決めた。
相手は全盛期を迎えた強敵なので、タイトルの獲得は非常に厳しいものになるものと思われる。
昨年に天元戦で敗れはしたものの、一度タイトル戦の経験をして来ているので、今年は成長した証を何とか披露したいところだ。
また、棋聖戦でも檜舞台へ立てそうな状況になっているので、棋聖戦に登場する事を前提とした戦いをする事が重要かと思う。
十番勝負が十七番勝負になるという事は凄いことで、更にその次の十段戦も可能性を残しているという状況で、若手実力者組の中で現在最も充実していると言っていい。
普通なら、これだけ連続して登場となると全部負けるというのが、不思議な事で、どれか一つ位は、ゲットするのが自然なことで、それだけ、井山王座が充実しきっているという大変な現実があるのだ。

次の棋聖戦まで睨む構図となった注目の今期このカード!
井山王座の白星でシリーズ開幕となった。

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