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2017年10月17日22:00

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【第42期 囲碁 名人戦七番勝負第5局】

■井山裕太、2度目の七冠独占 囲碁の名人位を奪取
(朝日新聞デジタル - 10月17日 19:04)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4816896

囲碁の井山裕太六冠(28)=九段=が17日、2度目の全7大タイトル同時制覇を達成した。
16日から静岡県熱海市で打たれた第42期名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第5局で、197手で高尾紳路名人(40)に黒番中押し勝ちし、4勝1敗でタイトルを奪取。
昨年11月に失った名人を奪い返したことで、約1年ぶりに7冠復帰を果たした。
囲碁、将棋界で7冠復帰は史上初。

● 高尾名人、防衛に失敗して無冠へ転落 ○
http://www.nihonkiin.or.jp/match_news/match_result/42_31.html
http://www.nihonkiin.or.jp/special/7crown_returns/

高尾名人は初戦を取って、良いスタートが切れたと思ったが後が続かなかった。
この防衛戦は当然ながら、しっかりと準備して臨んだがタイトルを守る事が出来なかった。
相手が充実しているので、二つ引き離されると追い着くのが大変。
前局を取ってタイに持ち込んでいれば、状況は全く違っていたものになっていたであろう。
如何せん井山六冠が充実していてつけ入る隙が無かった。
また、七大タイトル獲得総数二桁乗せが目前に迫っていただけに悔しい結果になってしまった。
四天王と呼ばれている張九段と山下九段は既に二桁乗せを達成しているので、何とか後に続きたいところだ。
他の棋戦の現在の状況を見ると復活には少し時間が掛かりそうな状態だが、じっくりと立て直して行きたい。
これだけ挑戦手合の経験を積んで来ているので、切符さえ掴めば俄然タイトルの奪還は見えてくる筈だ。
再登場を期待している。

一方の井山六冠は初戦を落としたが、後へ引きずる事無く見事な復位を成し遂げた。
やはり、第2局を取って連敗を阻止した事が大きかった様に思う。
昨年の最終局が今期でのリベンジへ大きく作用した様な気がする。
それにしても、しっかりとこうやって結果を出すという事は簡単な事ではない。
これで、大三冠の復位も成し遂げ、関西勢のタイトル独占も復活した。
七大タイトル獲得総数は36期となり、小林光一名誉三冠を抜いて単独2位となった。
王座戦が間も無く開幕するので、本局を落とすとトリプルタイトル戦へ突入という状況だっただけにこの勝利は非常に大きい。
天元戦を含めて相手は強敵なので、もう一度、気を引き締めて二棋戦の防衛戦に臨みたい。
直近で名誉称号の獲得がリーチ状態になっている棋戦は無いが、この若さながら、既に記録への挑戦というレベルに到達して来ていると言える。
今の状態を維持する為には、若さと体力が大きく影響するので、30歳半ば迄に無冠へ転落することなく着実に獲得を積み重ねていく事が重要かと思う。
どこまで記録を伸ばすのかを注目して行きたい。

以下、データを更新しました。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1952766383&owner_id=14378644
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1952744254&owner_id=14378644

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