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2017年10月12日19:35

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40年ぶりにブロードウェイの舞台に立ったベット・ミドラーはとにかくすごかった〜

東海岸旅行の2日目。
前日にワシントン郊外でのライヴを堪能しアーリントンのホテルに着くと翌日のためにDVDを夜な夜な見てすごす。

さて翌日はニューヨークへ移動。
以前は空路(よく使ったのはRレーガン空港からラガーディア空港)であったが、たしかに飛行機に乗っている時間は1時間くらいなのだが、それぞれの空港に出るのが中心地から1時間くらいかかるし、いちいち保安管理をを通るのがめんどいため、今回は列車を使う陸路としました。

前もってネットで予約、プリントアウトしたアムトラックの高速鉄道アセラエクスプレスのテケツをもって、まずは中心地にあるワシントン・ユニオン駅に地下鉄に出向く。
(ちなみに事前予約しておくと飛行機よりもめちゃくちゃ安かった)
さてここで問題なのはヨーロッパの鉄道とおなじく発車15~20分くらい前にならないとどのプラットフォームに行けばいいかよくわからない。
直前までじっと掲示板を見ることしきり、プラットフォームの番号がわかるやいそいそとその番号のところに。
手慣れた旅行者が多いのか、すでに長蛇の列たらーっ(汗)
ごった返す中での入車とものすごい椅子取りゲームを制してどうにか3時間半の列車の旅です。
DCを出て北上しボルチモア、フィラデルフィア、ニュー・アークなどを通過してお昼過ぎにはニューヨークのペン・ステーションに到着。(ニューヨークを出るとこのあとボストンまで行く模様)ここはあのマディソン・スクエア・ガーデンの地下にありこういう長距離線の他にニュージャージーやロングアイランドへの近郊線の駅ともなっています。
よ〜く考えるとこの駅、この旅行中4日間すべて出向くことになるのですが・・・
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駅を出ると7thアヴェニューはひとでごった返してました。
ホテルまでタクろうか・・・とも思いましたが、ホテルまでは道一本なので街の雰囲気を感じながらそのまま7thアヴェニューを北上しました。
もっとも途中のタイムズ・スクエアではあまりの人の多さでなかなか前に進めず、やっぱりタクればよかった・・・・
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毎度の定宿にて難なくチェックイン。
1時過ぎでも部屋にはどうにか入れたので荷物を放り込むと、ホテルの向かいにあるなじみ(?)のイタリアンRemiにて昼飯。
ボイルしたタコのサラダとトマトソースのフェットチーネ、クリームブリュレといったところで満足なランチでした。

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ちょっとロックフェラーセンターまで足を伸ばしてすぐホテルに戻り一旦昼寝。
夕方からはタイムズスクエアに出向きました。

ハロー・ドーリー! @ シューベルト劇場

ベット・ミドラーが40年ぶりにブロードウェイのステージに復帰したこと、今年のトニー賞でベスト・リバイバル賞と主演女優賞を獲得したことで評判のミュージカル。
とにかく昨年のテケツ販売開始時からブロードウェイ史上のテケツの最高値と売り切れを記録しており、トニー賞受賞したらさらに高くなることが予想されていたので6月の授賞式の前日にどうにかこうにかゲットしました。
ちなみにベット・ミドラーの出演は来年1月までなんだそうな。

19世紀後半のニューヨークを舞台に、いろんなひとへの恋人斡旋業をするドーリーと、偏屈でケチな名士ヴァンダーゲルダーを中心とした話。
むかしから知ってはいるもののあまり日本では上演機会の少ないミュージカルのようで、バーブラ・ストライサンドとウォルター・マッソーによる映画が有名であり、ぎりぎり前日に学生時代の試験勉強のように夜な夜な見ていたDVDは実はこれでしたな。

基本オーソドックスなミュージカルであり十分わかる内容でとっても楽しめました。
どうしても映画版と比較しがちだが、バーブラのほうがやはり通る声を出しているものの、ベット・ミドラーは彼女の"Rose"などのヒット曲で魅せるようなふりしぼるような歌い方で説得力を感じさせる。
そもそもこのドーリーはいわゆる「お見合いおばさん」であってやっぱりその辺は強引なベット・ミドラーのほうが十分あっている気もするし、映画でみる彼女のコメディエンヌとしての実力、魅力を存分に引き出しているミュージカルでした。

脇の役者もブロードウェイの板に立つだけに実力はしっかりとあり、合唱などわくわくさせてくれるし、帰りにはなんとなく口ずさみたくなるようなもので素晴らしかった〜。

それにつけてもカメラチェックが異常にうるさかった〜
カーテンコールくらい撮らせてくれてもいいのに、カメラ向けただけでスタッフが飛んできましたわ。



Book:MICHAEL STEWART
Music & Lyrics:JERRY HERMAN
Director:JERRY ZAKS
Choreographer:WARREN CARLYLE
Scenic/Costume Design:SANTO LOQUASTO

Dolly Gallagher Levi:Bette Midler
HORACE VANDERGELDER :David Hyde Pierce

Cornelius Hackl:Gavin Creel
Irene Molloy:Kate Baldwin
Barnaby Tucker:TAYLOR TRENSCH
Minnie Fay:BEANIE FELDSTEIN

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芝居がハネたのが11時近くで、6thアヴェニューのヒルトンホテル前に夜いつも出ているハラルケバブのベンダー(屋台)で買って帰りこの日の夕飯でした。
このベンダーむか〜しから長蛇の列ができており、路上に立つベンダーなのになぜかグーグル・マップに出ている。
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