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2017年07月20日21:42

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一人用声劇台本を作成しました!「ネタバレ:将由=優呑先輩。」

「ネタバレ:将由=優呑先輩。」


※ 金銭が絡まなければ使用自由。
大幅な改変等はツイッター @annawtbpollylaまで要許可申請。

自作発言は厳禁です。 ※



想定人数:1人(男。)。



想定時間:10〜13分程度。



登場人物。

水酉 将由(みずとり まさよし。)…普段は別のHNで活動している。

豆川 大(まめかわ だい。)…水酉 将由がノリで生み出した存在。当然、水酉 将由と同一人物である。

矢木 遼平(やぎ りょうへい。)…水酉 将由がノリで生み出した存在。当然、水酉 将由と同一人物である。





本編。



将由「…はい、無事タイマーが動いているようですので、この配信、特別気合を入れることもなく、とりあえずやっていきましょう。というわけで誰も居ないにもかかわらず恒例の挨拶をしますと、私は普段は別のハンドルネームで他の方と一緒に配信をしているわけですが今のように一人で活動する時は水酉 将由(みずとり まさよし。)というハンドルネームでもって活動しているわけですね。」

将由「開始一分と経たず、この挨拶が終わりましたので早速本題に入っていきましょう。…時に司会の豆川 大(まめかわ だい。)さん、何か本題というものは本当に存在しているのでしょうか。」

将由(豆川 大)「はい、私は司会の豆川 大です。私は休日は音楽を聴き流しながら編み物を楽しんで過ごしています。ええ、本題についてですね。本題と言いますとやはり何か身になるようなことをと考えがちですが私はそういうようなこだわりは無くても良いと考えているのですよ。」

将由「と、言いますと?」

将由(豆川 大)「やはり昨今の地域社会の動向を鑑みますと、全体的に『力を抜く。』ということが求められるのではないかと考えるわけですね。」

将由「なるほど、つまり毒にも薬にもならない、ただただだらだらしながら聞き流す程度の内容であっても、それはそれで本題を名乗っても良いではないか、というわけですね。」

将由(豆川 大)「はい、私もそれが言いたかったわけです。」

将由「ありがとうございます。豆川 大さんもああおっしゃっていますので、私も力を抜いて、毒にも薬にもにもならない時間を皆さまに提供できたらなと考えています。」

将由(矢木 遼平)「将由さん、私は矢木 遼平です。お話の途中で申し訳ありません。現在FAXにて『今、親がトイレで寝こけていて困っている。』というお悩みが届いています。」

将由「ありがとうございます、矢木 遼平さん。えー、『今、親がトイレで寝こけていて困っている。』とのことですが、私もよく親がトイレで寝こけてしまって困ることは非常に多いのですが、そういう時はちょっと時間に余裕を持って近くのコンビニか公園に借りに行くのが一番波風を立てない方法であるという旨を今ここでお伝えしようと思います。」

将由(矢木 遼平)「ところで私こと矢木 遼平は、先ほどまでのお話と一切の関係なく、最近納豆にはまっておりまして、納豆及び白米に合う食材やスパイスについての情報を募集しております。最近ではラー油と白髪ねぎの組み合わせにはまりつつありますが、深夜に食べることがはばかられるため、とりわけ深夜にも食べられそうな組み合わせについての情報を切望しております。」

将由「さて、矢木 遼平さん、尺稼ぎ誠にありがとうございます。それはそれとしまして、ただ今ニュース速報が入りました。現在までなんとこの配信を始めてまだ3分程度しか経過していない模様です。果たして私はこのまま30分という予め与えられた時間を全うするできるのでしょうか。そのあたりどうなのでしょう、豆川 大さん。」

将由(豆川 大)「はい、豆川 大です。難しいでしょうね。ただでさえ一人で特に話題提供を受けることもなく相槌を打たれることもなく喋り続けることは難しいというのに、このように一人三役の小芝居を挟むとなると、いつ虚しさに耐えられなくなってもおかしくはありません。しかしながら自分でこの流れを始めた以上、なんとかやっていくしかないでしょう。」

将由(矢木 遼平)「へっ。あの時の鼻たれ坊主が、いっちょ前の口を利くようになったじゃねえか。」

将由「はい、矢木 遼平さん。あなたはそんなキャラだったのですね。…ああ、そうだ。きっと後輩の前では性格が変わる感じのキャラなのでしょう。」

将由(矢木 遼平)「ええ、そのように解釈していただいてかまいません。」

将由「さてさてはいはいはいはい。キャラという言葉が今私の口から出たところで、そうなのですよ。キャラクター。世の中にはいくらでも存在するそのキャラクターですが、ここでドラマに…あ、いや辞めておこう。公の場でですね、個人的なドラマに対する批判的な意見を述べようとしたわけですが、それで傷つく人も居るのであろうということを考えて、それでもなお言いたいと思う程、私の自己表現において重要なことでもありませんでした。」

将由「ところでこのように一人で喋り続けるという行為、舌の方も精神の方も大分きつくなってきた次第なのですが、今何分程度経過しているのか……さっきと比べて全然時間が進んでない…だと…。」



将由「はい、心が折れかけていましたがとりあえず話を続けていきましょう。それにしてもここまで一人で喋り続ける時というのも珍しいですね。最近ではこのくらいの時間になる頃には最低でも一人は、見知った方が現れ話題提供なり何なりしてくれていましたが、そう、始めたての頃はこんな感じでした。最近は恵まれた環境に慣れ、心が甘え始めていたといったところでしょうか。」

将由「さてさて、そんなこんなと言っているさなか、私は今部屋の中を見まわ…見渡し何やら話題にできそうなものを探しております。ところで私は噛んだり言い間違えたりといった程度のことをいつまでも引きずってあーだこーだ言ってそれが面白いと思っている自称ドSの方が嫌いでなりません。ですが世の中には実際、そのようにあーだこーだ言われることが嫌でなくむしろ楽しいと感じている方が存在するわけで、これが非常にややこしい。自分がされている時は自分で冷たくあしらえば良いのですが誰かがされている時に助け船を出すべきなのか否かの判断が非常に難しい。」

将由「おっと、ここで話を思い切りそらすことによって尺を稼いでいた水酉 将由(みずとり まさよし。)、ついに話題の種になりそうなものを部屋の中から見つけました!あれは…なんということか、高校時代のバッジですねえ。」

将由(豆川 大)「オレっちは豆川 大でやんす。彼はかつて通っていた高校の頃の思い出を非常に大事に思っているらしいでやんす。あのバッジはその思い出を引き起こさせる鍵ともなるでやんすなぁ。」

将由「さあ、世の中には無粋な突っ込みをすることによってギャグが寒々しくなってしまうという現象が存在します。今名付けるのならソーセージ現象。それ故に豆川 大さんの渾身のギャグを滑らせないためにも私はここであえて突っ込みを行いません!」

将由(矢木 遼平)「ふんっ!豆川 大め。あの下劣な品性は昔から変わってないようだなぁ。」

将由「というわけで、先ほどからどうしようかと非常に迷ってはいましたが、まあ、したい気分になったので始めましょうか。思い出語り!…やー、ほんとねぇ。高校の頃はもう、毎日毎日ゲーム屋さんに行ってレトロゲーム売り場を漁ってましてね。ほんと、よく飽きないなと。それで、ある時なんかイタズラを思いつきましてね。そのお店、ゲームが機種別にはなってたんですが、同じ機種内では全然ちゃんと整理されていなくて。それで店員さんの目を盗んで毎日少しずつ五十音順になるように並べ替えていって、一週間かけて完璧に五十音順にすることに成功したわけですね。…あれは達成感がすごかった。」

将由「…さて、本当はまだまだ語りたいことなどいくらでもあるわけですが、そうした武勇伝語りのようなものというのは小出し小出しにしていかなければすぐにネタが尽きて、それ前にも聞いたよ。みたいなことになりかねないですからね。続いてのニュースにまいりましょう。」

将由「続いてのニュースです。水酉 将由氏が、今日は近所のスーパーが3%オフの日であるにも関わらず朝寝坊をしでかし、目当ての魚肉ソーセージを買い損ねた模様です。」

将由「すごく痛ましい事件ですね。」

将由(矢木 遼平)「はい、そうですね。私は矢木 遼平です。しかも今回買い損ねた魚肉ソーセージは普通の魚肉ソーセージではなく、60点分のシールを集めるとマグカップが貰えるという例のシール、4点分がついているという付加価値の非常に高い、スーパーヒーローコラボ物の魚肉ソーセージですからね。その精神的ショックは非常に大きいと考えられます。」

将由(豆川 大)「おっと、私は豆川 大です。手元に届いた資料によりますとその精神的ショックで一時的にテンションがおかしくなったことが、現在行われている配信を始めるきっかけであったらしいですね。」

将由「ええ、そのようにテンション任せでここまでやってまいりましたこの配信ですが、そろそろテンションの限界が近づいてきました。おっと、ここでお便りが届いております。ずっころばしネーム、ずいずいさんから、『やはり株取引に対する印象回復を含む、正しい株に対する教育を施していくことこそが我が国の未来を…』おっと、このお便りを読み進めることは公共の電波で特定の個人の政治的思想を垂れ流すことになってしまいますね。お次のお便りに移りましょう。」

将由「さて、次はずっころばしネームごまみそずいさんから、『将由さん大好き!もう年齢の問題がなければ結婚したいです!あ、でも私なんか相手にされないかな。私なんて所詮年収750万円の、某上場企業における経理部長に過ぎないし…。』なるほど、もし、ずっころばしネームごまみそずいさんが女性であればこの配信が終わった後詳しいお話を聞かせていただきましょう。」

将由「はい、というわけで本日のニュースとお便りは以上ですね。まだ10分ちょっとしか経っていませんが、先ほどから申し上げているとおりテンションがもう限界なので今回の配信はここまでとさせていただきます。ありがとうございました。」



将由「すごいな。こんな日もあるのか。」



完。
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