渋谷、東急本店の bunkamura the museum
奇想…かなり奇妙な絵を集めた展覧会だ。ベルギーはそういう芸術の系譜がある。
真面目な国民性が富を生み、それを狙った戦争が絶え間なく続く社会が、奇想を求めたというのは日曜美術館の解説だが…
ヒエロニムス・ボス自身の作品は無いみたいなんだけど、ヒエロニムス・ボス工房とか、ヒエロニムス・ボス派とか、ヒエロニムス・ボスの模倣者とかの作品は多数出ている。
油彩もあるが圧倒的にエングレーヴィングが多い。
七つの大罪と七つの徳目シリーズなどがある。細かい描写の版画(エングレーヴィング)で描きこまれている。一見すると稚拙な絵のようにも見えなくも無いのだが、デッサンが狂っているのでなく描かれている対象の人物のようなものが大抵大幅に歪んでいる。
奇怪であるが、コミカルでもあり油彩では色調は明るいものが多い。作者によって異なるが。
他有名なのは、ブリューゲル(父)、フェリシアン・ロップス、アンソール、マグリットとかヤン・ファーブル…これはブロンズ作品などの立体物。
そう大きな会場では無く、多くはモノクロのエングレーヴィング作品が多いとはいうものの見ごたえはある。
今回は歩きと電車。今日はそれほど暑くはないが蒸した。
電車の中で、ハダカデバネズミの本を一冊読む。w
帰りがけBIG ISSUE を売ってる人があったので買おうと思ったら、小銭が無い。w
しょうが無いので隣でサマージャンボを買ってくずした。w
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