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2017年07月22日21:25

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木曜山行 2日目(硫黄岳−峰の松目−吉田溜池)7月20日

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全くのお任せ山行なので2日目がどこに行くのかあまり深く考えないものの、山旅さんとSさんの会話に「天狗岳」「峰の松目」という言葉が出ていた。峰の松目に登ってから一旦オーレン小屋に下り天狗岳に登り返すのかとヒヤヒヤしていた。硫黄岳に登りながら山旅さんに聞くと峰の松目に登るだけというので安心する。


旧夏沢峠道は峰の松目から一旦硫黄岳の道を戻り、分岐点からオーレン小屋に下りそこから旧道を歩くの一般的らしい。予め地図を調べていた山旅さんは北西に連なる尾根筋を下ることを提案してくる。悪路を示す破線すらない全くの未踏の山中を歩けるのもルートファインディングの達人の山旅さんのガイドがあるから叶うことなので、藪歩き大好きなおとみ山ほか皆がその決定に大いに賛同する。
山上に僅かにあった踏み跡も下り始めると全く完全に消えてしまいケモノ道すらない足元は苔の絨毯の原生林の中に突入してしまった。
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地形図とコンパスを頼りに下る山旅さんから離れると永久に森の中をさ迷ってしまうほど何もない森林の中を歩く。
前日とてもハードな杣添尾根でさえ、歩く時話すのを絶やさなかった強力山女(やまじょ)のSさんでさえ黙りこくって歩いている。
途中急な傾斜を下っていた山旅さんが左に見える斜面を見て地図と睨めっこしながら「あちらの斜面がどうも怪しい」と一言発し斜面をトラバースして反対側の斜面にとりつく。
微妙な地形の違いを見逃さない山旅さんの面目躍如たる観察眼に分かってはいるものの大いに驚く。その後一度だけ方向がずれて修正したほかは見事に尾根筋を外れることなく道なき道を下っていく。
方角がずれたのも使用しているコンパスの調子が悪かったらしく、Sさんからコンパスを借りて方角が正確に分かってからは山旅さんが問題なく目的地に向かっていくのには驚くしかなかった。
旧夏沢峠道に合流してから四駆なら通れそうな広い単調なだらだらしたくだりに閉口しながら予め車をデポしてあった古田溜池という地に辿り着いた。

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