新富町での志の輔師匠の語り口にガッテン

今回のポールのドーム公演のテケツ獲り
今回は次の４通りを試したのだったが
申し込み順では
１.年明けのぴあの最速抽選
2. ビートルズ・クラブ
3. キョードー東京のVIPパッケージ抽選
4. paulmccartney.comのpresale
これで２〜４はアリーナであり、一番最初に申し込んだ１はスタンド2階。
抽選とはいえ、いまさらながらにぴあのブラックボックスぶりを感じる。
もっとも良心的だったのは前回同様にpaulmccartney.comで発売開始とともに前から順に発売。ただし速攻で前から売れていく。
しかも東京公演なのにグリニッジ標準時間のAM9時からなので、日本時間夕方5時にPCの前に陣取らにゃならん。
今回ちょっとまごついたもののアリーナのDブロックであった。
しかしS席がアリーナの前もスタンド２階も同一値段というのはちょっとねぇ。
も少し階層化してほしいが、売る方の利便性なんでしょうねぇ。

4／２４の月曜は仕事を終えて新富町へ。
２月にもこの会場に来たが、会場側がどうも閉館時間にうるさいらしく
この日も6時30分と早めの開演時間。

立川志の輔独演会 @ 銀座ブラッサム

志の輔師匠の落語会。
1月の愛媛での落語会以来。
閉館時間が決まっているためか、
今回もお弟子さんなどの前座はなく開口から志の輔師匠。
この辺は談春にもその傾向あり、立川流らしさかな？

一席目は「やかん」
導入部でのどんなことにも理由をつけるのは秀逸ですな。
「なんでライオンはあんなバランス悪くたてがみがおおきいのか？」
「大きくなかったら檻から出ちゃうだろ？」
「なんでキリンの首は長いんですか？」
「頭があんな高いところにあるからだろ」などなど。
あの某国営放送の番組の口調で話されるとガッテンしてしまいますな。

二席目は森鴎外の「高瀬舟」
一転して聴かせる噺。
今度は噺の世界に引き込まれますな。
その点では弟弟子の談春にも通じますな。
ことしこの２人に生志、雲水を加えた傳志会という落語会を始めたが、一度行ってみたいもんだ。

トリネタは「宿屋の富」
宿屋が舞台なので最初お得意の「抜け雀」かな・・・とか思ったが、
こっちはこっちで面白かった。
客のホラ吹きっぷりもありえないほどの豪胆だったのもいいが、
富くじが当たったのにもかかわらずなかなか自分で認められないところも面白かった。
ちなみにこの当たりくじ番号の「子の1365番」は、NHKの朝ドラ「ちりとてちん」でも京本政樹演じるおじちゃんが当てた宝くじ番号とまるきし同じでしたな。
（リアクションもまるきし同じ）

今回はほとんどが古典であり、それはそれで面白かったけど、PARCO劇場などでよくやる
志の輔師匠らしいあの小市民的な新作落語もまた聴いてみたいものです。

ちなみに今回もお囃子さんはおなじみな鉄九郎さんだったようですね。

これがもう一回観たいのよ。




ーやかん　　　　　　　　　立　川　志の輔
ー高瀬舟　　　　　　　　　立　川　志の輔
---中入り---
ーコメディパフォーマンス　ダメジャン小出
ー宿屋の富　　　　　　　　立　川　志の輔

最近は落語に大勢で行くことが多くなり
終わった後の飲みもなんかパッケージ化している。
今回も新富町のビストロに出向いて楽しみましたわ。