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2017年04月18日16:58

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フェイスブック、暴力的動画の通報システム見直し 殺人「中継」で

フェイスブック、暴力的動画の通報システム見直し 殺人「中継」で
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=52&from=diary&id=4532790

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[サンフランシスコ 17日 ロイター] - 米フェイスブックは17日、暴力的な動画など人を不快にさせる素材の扱いを見直し、利用者からの通報を容易にするとともに、同社による検証をより短時間に行えるようにした。16日発生した殺害事件の動画が同社のメディア上で2時間以上も閲覧可能になっていた問題を受けた措置。

同社のグローバル・オペレーションとメディア・パートナーシップ担当副社長、ジャスティン・オソフスキー氏は「コミュニティーの安全を脅かす重大な問題に関する通報を優先させ、検証をより高速化する」との方針を示した。

問題となった事件はオハイオ州クリーブランドで発生したもの。警察などによると容疑者は、高齢の男性を銃撃している動画を自らがフェイスブックに投稿し「生中継」していた。警察は容疑者の行方を追っている。
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あ、そうか。これまで監視カメラが犯罪捜査で有効であるという認識はあった。またSNSで芸能人を追っかけたり、いろんな発見ができる事は知ってはいた。

しかしSNSは第二の監視カメラ、しかも鴨がネギしょってやってくるというか、幻灯に自らよってくる虫のように、投稿者がみずから自供するわけで、証拠としても役に立つわけだ。

もちろん、それによって冤罪を防ぐこともできるし、それを逆用したミステリー小説も登場しているだろう。

位置情報を含んだ投稿記事は、アリバイにもなるし、犯罪の証拠にもなる。スマートフォンは監視装置という部分を持っている。チップを体に埋め込むと言われれば拒否したいが、スマートフォンで監視している分にはだれも不快とは考えない。

GPSによる行動履歴、電子マネーによる購買記録、写真による行動履歴、音楽による嗜好履歴等を組み合わせれば、かなりの事を知ることができる。当然犯罪者は逃げ切れるものではない。

最近のクライムサスペンスでは犯罪現場にいた人のスマートフォンを全部借りて犯罪現場を再現するというシーンもあったし、携帯のGPSで居所を突き止めるなど茶飯事だし。いずれも令状はいるとしても、ドラマだから、はしょるが。

監視カメラと組み合わせることで、犯罪の発見から、大規模な捜索まで可能とするテクノロジーであって、昔のようにレーニンが隠れて活動するなんて、現在では夢物語に近い話になっている。

移動中のスマートフォンと勝手にリンクして、位置情報を収集する装置というのは、早い話が、携帯電話の基地局の事であって、使っている以上、電話番号と場所の特定は範囲を限定して可能だ。

これを警邏中のパトカーに搭載してコンピュータで処理すれば、容疑者だとか、逃走中の犯人に結び付く人を自動検出できるようになるかもしれない。肝は人間が処理するのではなく、人間の収集を、コンピュータが処理する点だ。

SNSの写真にしろ、監視カメラにしろ、重要なのは、知らぬ間に映っている点だ。すでに顔認識はかなりの精度で可能だし、写真の画素数は十分に増加した。逃げ切れるものではない。

そうなると、武力革命を起こしたくても、市民と権力の間のパワーバランスが崩れる懸念がある。ITがそういう力を秘めていて、それは民主主義(革命権を含む)の根幹に対するシンギュラリティかも知れない。

なお、カリギュラはローマの第三代皇帝であるが、統治わずか5年。最初の八か月だけが名君だったそうである。病を境に人格が変わったというのが通説で、脳障害や神経障害が疑われている。そのほかに暗殺への疑心暗鬼なども考えられるが、後世に残された資料が、もうフィクションとノンフィクションの境がなく、恨みつらみの巣窟みたいになっているらしい。実像からかけ離れているのか、いやいや、この程度の狂気は普通ですよなのか、良く分からない。彼がtwitterをやっていたら、と思わずに居られない好例であろう。

うん、そういう未来は確実に到来する。

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