mixiユーザー(id:1673188)

2017年04月05日22:29

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ペンタブレット買いました。

ワコムの intuos Pro M という奴。
PC上で絵を描くための道具。
今までも、同じく intuos 3 というのを使ってたんだけど、使ってるうちもうちょい大きいのが欲しいなと思って。w

今これから絵を描こうとしている若い人たちは、ペンタブレットでなく通称液タブという液晶タブレットないしは、タブレットPCを使うコトになるのが普通だと思う。

そもそもペンタブレットというのは、要するに昔デジタイザと言ってたもので、座標をPCに入力する装置だ。具体的には板の上をペンで触れると点がPCの画面上に表示される。
マウスと同じとも言える。ただマウスと違ってペン先でカーソルを操作するから細かい表現ができる。
また、ペン先の圧力や傾きもデータとして与えることができ…ソフト側で描線の濃さや太さなどに変換することができる。

液晶タブレットというのは、板の上でペンを使うのでは無く液晶に直接ペンで描きこむことができるもの。タブレットPCは絵を描く用途で無い普通のタブレットPCと同じようにタブレット自体がPCで単独で動作するものだ。
ペンタブレット…板タブなどとも言うがこれと液タブはパソコンに接続して使う入力機器の一種だ。

タブレットPCの中にも絵を描くことに特化したモデルがある。それを使えば液タブを使っているのと同じクオリティの絵を描ける。しかも単独で使用できるのでどこでも作業できるし、PCを持っているのであればPCでほかの作業をするコトもできる。
例えば3Dの画像を作るとかであれば、時間とPCパワーを喰うレンダリングを別なPCでやれるメリットは大きい。デュアルディスプレイとして資料を表示することもできるし。

液晶タブレットはやはり直接的に見えているトコロへ描きこめるので違和感が無い。
ペンタブレットはテーブルの上で描いているが画像はディスプレイに表示される。
この感覚は慣れればそう困らないが、慣れないうちは自由に描けなくてイライラすることになる。
ちょっとリカンベントに乗るのと似てるかな。w

ワシが液晶タブレットやタブレットPCでなくペンタブレットを再び選択したのはいくつか理由がある。
価格の問題もあるが…
まずペンタブレットを今まで使ってて使えることが分かっていたというのはもちろんある。

実は液晶タブレットは今まで現物を試してみて若干の違和感があった。
液晶タブレットは、液晶面の上にガラス板が乗ってて、そこにフィルム状のデジタイザーが乗っている。保護フィルムもあると思う。つまり、画像の表示されている面よりペンの当たる部分がガラスの分だけ上なのだ。感覚的に1ミリちょい離れてる感じがする。それとペン先の動きをデジタイザーが捉えてカーソルの動きに変換するまでに微々たるタイムラグがある。
それが気持ち悪い感じがしたのである。
もちろん、タイムラグは板タブにもあるのだろうが、見ているのはカーソルであってペン先は見ない。だから多少のタイムラグがあっても感じないというワケだ。

とはいうモノのそういう部分は最新のモデルでは随分解消してるようなので気にする方がおかしいのだが、まあ不安が少々残ると言うのはあるワケだ。
また、液タブを机に置いてナナメ位置から見てるからガラスの厚みを感じるのであって、真上から見れば大丈夫なはずだ。現実的にはタブレットを傾けて置いて使用する。
プロの漫画家などでは27インチ級の液晶タブレットを用いる。この場合製図用のドラフターのように、画面のどの位置でも同じように描けるように画面を傾けて使用する。
これならアリかも知れないが、価格が30万くらいなので却下である。w

ちなみにワシが今回買ったのは、4万くらい。一桁違う。なお、前使ってたのは 3万くらいだ。10年以上前のモノだが。w サイズもSサイズだった。Sがハガキよりやや大きいくらいで、MがB5よりやや大きいくらい。
同じくらいのサイズの液晶タブレットだと18万円くらいで、絵を描くためのタブレットPCだと35万円くらいだ。到底元がとれそうにない。w
いずれにせよ液晶タブレットやタブレットPCを使うには老眼鏡をかけないと作業できないのでストレスになる。なにしろ、大画面のデスクトップPCを使ってるくらいで細かいモノはできるだけ見たくないのである。眩暈症もあるから下見て作業したくないというのもある。
これらの原因はまた、紙に直接描くのが辛くなったというコトにもつながる。
元々PCで絵を描くことには抵抗が無いのでこっちへ戻って来たというワケだ。
まあ、何で描こうとたいしてやることは変わらない。

なお、Sサイズのペンタブレットにはドローイングソフトがついて1万円のエントリーモデルもある。
また液タブ、板タブ、には他のメーカー製品もある。価格もこなれているが現状ワコムと比較できるレベルには無い。
かつてワコムが統一協会に関係した企業であったことは知っているが、選択の余地が無かったのだ。現在は破門されて無関係らしい。w

タブレットPCは普通の用途のタブレットPCでも絵を描くことに多少個性を振っているものもあって、例えばMSのSurface Pro 4 とかだと10万円ほどで買える。かなりなレベルであるが例えばペンの圧力検知能はワコムの1/4程度だ。 出先で使うことがあるのなら、また外出先でPCが必要な人には良い選択肢だろう。

新しいペンタブレットをインストールするのにちょっと手間取ってしまった。結局サポートに教えてもらう羽目になったんだが、結局前のドライバを一部消しそこなってたのが原因だった。
今度のは、ペンの能力も随分上がってるが、指で直接ジェスチャーもできるようになってる。
例えば画面を回転させたり、拡大縮小とかがスマホを操作するのと同じようにできる。

高いモノを買ったのだから、どんどん絵を描けと連れ合いが言ってる。そっちの関係の絵である。
ちょっとなれる必要はあるが、描きながら慣れてゆけばいいだろう。w

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