今日はドビュッシー忌と同時にバルトークの誕生日です。
ということで、朝からドビュッシーとバルトークを聴いております。
思えばバルトークはロマン主義音楽からスタートしたあと(ヨアヒムの書生をしていたころの習作はまんまブラームス)、ドビュッシーに影響を受け、コダーイと共に集めたハンガリーやルーマニアの民族音楽を素材とした印象主義的な作品で世に出ました。
そんな二人が命日と誕生日という関係でつながっているとは。なんだか奇しき因縁を感じます。
ドビュッシーもバルトークもラヴェル同様聴き倒しているので、今日はバルトークはドビュッシーの影響の色濃い作品を、ドビュッシーはその元になった作品を中心に聴きました。
ドビュッシー:「海」「牧神の午後への前奏曲」「管弦楽のための映像」「夜想曲」
クリーヴランド管弦楽団
バルトーク:
バレエ音楽「不死身の宦官」、管弦楽のための4つの小品、2つの映像、5つのハンガリーのスケッチ
シカゴ交響楽団
ピアノ協奏曲第3番
エレーヌ・グリモー(ピアノ)
ロンドン交響楽団
ピエール・ブーレーズ(指揮)
バルトーク:
「3つのチーク県の民謡」「ルーマニア民俗舞曲」
廻由美子(ピアノ)
「ルーマニア民俗舞曲(管弦楽版)」
シカゴ交響楽団
サー・ゲオルク・ショルティ(指揮)
ドビュッシー:
「レントよりおそく」
前奏曲集 第1巻
版画
ピアノのために
ベルガマスク組曲
ジャック・フェヴリエ(ピアノ)
弦楽四重奏曲
ボロディン弦楽四重奏団
バルトーク:
弦楽四重奏曲(全6曲)
ハンガリー弦楽四重奏団
中でもバルトークの弦楽四重奏曲はハンガリーの奏者による演奏は他の団体と一味違うマジャール人の感性がにじみ出て目から鱗の落ちるような新鮮な発見があり、今まで弦楽四重奏が苦手で敬遠していましたが、全6曲を楽しく一気に聴くことができました♪
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