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2017年03月11日08:21

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6年目の3・11によせて

おはようございます。
今日は東日本大震災から6年です。「もう6年」「まだ6年」…人の思いはさまざまですが、6年前の今日の恐怖とその後の惨禍を忘れてはなりません。

昨日の夜はオネゲルの誕生日ということもあって、東京大空襲と東日本大震災の両方の鎮魂と平和の祈りを込めて交響曲第2番と第3番「典礼風」と「火刑台上のジャンヌ・ダルク」を聴いたことです(別途投稿しました)。

今夜は東京大空襲でほぼ全域が被災した墨田区の平和祈念・震災追悼コンサートでマーラーの交響曲第6番「悲劇的」を聴きますが、個人的には例年CDでブラームスの「ドイツ・レクィエム」(クレンペラー指揮、フィルハーモニア管)を聴いています。第2曲の「人はみな草の如く、その栄華はみな草の花に似ている。草は枯れ、花は散る。」という一節が胸に沁みます。

今年はもう一つ、フランシス・プーランクがポール・エリュアールの詩をテクストとした3つの歌曲集、「こんな日、こんな夜」「燃える鏡」「爽やかさと火」を聴くことにします。エリュアールの詩は難解なシュールレアリスムの詩ですが、人の愛と死を描いた詠む抽象画のような詩章が震災と津波の惨禍の鎮魂と不思議にフィットしていると思います。
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