勝手に週刊連載TL「俺の本棚」第59回。
今回はこれ。
高嶋哲夫さんの『メルトダウン』。
読んだのがかなり前だからかなり忘れてました。
物語は、アメリカ西部の田舎町の地方新聞の日系人記者、ケンに匿名の手紙が届く所から始まります。
それは、生涯を核爆弾の研究に捧げた老科学者からのものでした。
彼の生きた証を残したいと考えたケンは、知らず知らずのうちに政府に関わる陰謀に巻き込まれて行きます。
同じ頃、ワシントンでは大統領の側近の変死体が発見されます。
実直な家庭人であった彼の死に不審を抱いたワシントン・ポスト紙の記者ウォーレンは、彼の汚名を雪ぐ為に調査を始めます。
広大なアメリカの東と西の端で起こった、一見無関係な事象。
それがリンクした時、姿を現した「真実」とは…。
久しぶりに読み返した作品ですが、やはり惹き込まれました。
この流れで、次も高嶋さんの作品を読み返そうかな。
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