東京MXでブライガーの後に律儀に、「サンレッドのヴァンプ様に似てるロボ」、銀河烈風バクシンガー始まったけど面白いなあ。
若い人にはピンと来ないだろうが、80年代ってアニメを見るティーンエイジャーは爆発的に増えたのに、今の深夜アニメみたいな「純然たる高年齢向けアニメ」はなく。
みんな、こういう合体ロボアニメを見てキャアキャア言ってたのだ。
当時、ティーンエイジャー受けするアニメを作ってたのがサンライズ、葦プロ、そしてバクシンガーを作ってた国際映画社あたりだが。
国際映画社の作品は、なぜか女の子がついてキャアキャア言われてたんだよ。
ロボットアニメなのに(笑)。
今で言う「うたのプリンスさまっ」みたいな扱いだったんだよな。
俺たちガンプラキッズは、国際映画社のアニメは「ロボが活躍しない」「メカが古臭い」みたいに思ってて、ダグラムやマクロスを見てたんだけど
今、見ると軽妙なセリフ回しとか、洒落た展開とか、当時の海外ドラマみたいでいいよな。J9シリーズ→ブライガー、バクシンガー、サスライガーのシリーズ名
J9シリーズがイカすのはさ。
他のアニメの主役メカが軍の開発なのに対して、いつも八奈見乗児の演じる、うさんくさい闇商人から買う(笑)。
代金がないとか一悶着あって、八奈見乗児も主人公たちについてくる。
そして無駄に多いレギュラーと、ゲップが出るほど聞ける人気声優のイケメンボイス(笑)
なんとなく「メカ戦がしょぼい」というイメージがあって実際しょぼいんだけど(笑)
「敵がロボではない」というだけで、アクションは頑張ってたりする。
SF考証の温度が当時の一昔前の、松本零士スペースロマンのノリで、それが当時、ガンダムの洗礼を受けたキッズには受け入れられなかったんだよな。
今見るとロボットアニメというよりは「スペースコブラ」とか、赤ジャケルパンという感じで、なかなか面白い。
当時はガンプラ全盛期で、バクシンガーまでリアルタイプのプラモが出てたから(笑)、わからなかったけど、当時のメインストリームからは外れてたけど、面白い作品ではあったんだよな。
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