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2017年01月13日23:38

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今日のコンサート

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今日は新日本フィル・アフタヌーンコンサート@すみだトリフォニーでした。

チャールズ・アイヴズ:
答えのない問い
レナード・バーンスタイン:
交響曲第2番「不安の時代」
アーロン・コープランド:
市民のためのファンファーレ
レナード・バーンスタイン:
「ウェスト・サイド・ストーリー」シンフォニック・ダンス

江口 玲(ピアノ)
ヤク・ファン・ステーン(指揮)

アメリカ音楽の傑作をお腹いっぱい楽しむコンサート。
前半は「対話」をテーマとするシリアスな作品、後半はエンターテインメントの極み。どちらもアメリカという大人と子供が同居したような国の諸相を表す問題作です。
今日の演奏はそれをヨーロッパの感性で磨いて落ち着いた大人の音楽に仕上げていました。「不安の時代」のピアノはジャズやピアソラも能くする江口玲さん、指揮のステーンさんのアプローチに沿った繊細なタッチが素晴らしかったです。アンコールはガーシュウィンの「ブルー・ララバイ」。ジャズとドビュッシーが合体したようなきれいな音楽。
後半の「ウェスト・サイド・ストーリー」はヨーロピアンというか、一つ一つのエピソードをかみしめるような落ち着いたアプローチ。明らかにクラシック音楽の側から譜面を読みといていました。アメリカ音楽としてはもう少しジャムセッション的な「ノリ」がほしい気もしますが、こういう丁寧な演奏もアリかと。
このところ新日本フィルのアンコールは意表を突くような曲が多くて楽しみですが、今日もやってくれました。なんとストラヴィンスキーの「サーカス・ポルカ」。ポップスコンサートではない「アメリカ音楽展」の締めくくりとして面白くも粋なチョイスですね。
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少しだけ陽が延びて、終演後にふと見上げるとビルの間から見えたスカイツリーが夕陽に染まっていました♪
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