mixiユーザー(id:12354724)

2016年11月15日13:57

156 view

腐っても諦めない

昨日は優勝したらコンピューター将棋ソフトと戦うことになる叡王戦
そこに羽生さんが準決勝で出てきました。
相手は今連盟レート1位の名人の天彦さん28歳。

28歳と言えば私のピークだった時の年齢です。
彼も同じかはわかりませんが油が乗っている時期であることは間違いない。
一方羽生さんは今年で46歳。
何度も何度も不調を乗り越えて誤魔化しながら去年まで1位を守っていましたが
今年は天彦さんにボコボコにやられてしまい現在は連盟レート3位まで落ちてしまいました。
将棋の内容は駒がぶつかった瞬間に悪くしてしまった羽生さん
終盤で手がないところから足掻く将棋。
私なら何十手も前から諦めてあっさり負けにするんですが
羽生さんのどんなに悪い状況になっても決して諦めない心の強さに感動しました。
感想戦でも天彦さんに手を色々指摘され
そこでも実力差を見せつけられてしまいましたが
それでも懸命に最善手を模索していました。

そして今日は野球の上原浩治さんの動画を見て同じことを思いました。
彼は大学時代に最速153キロを記録していてそこから色々誤魔化しながらやって
現在は140キロ前後とのこと。

上原さんはすごい。
何度も怪我をしてその都度立ち上がり
34歳からメジャー。
2年くらいしたら帰ってくるかと思いきやそこから進化して
成績を伸ばし41歳の現在もまだ第一線で活躍しています。





ピークが終わってしまったと感じてから5年。
昔は読みでは大抵の人に負けなかったんですが
最近では負けることが多いので誤魔化しながらやっています。
内容は泥臭くて面白みがないといった感じで
本当にストレスで何でこんな苦行をやっているのかわからなくなり
すぐに折れてしまう。同じように仕事でも私生活でもボケてきています。
ピーク後の勝負事ってただただ辛いんですよ。

そんな悩みを日々抱えながらやってきましたが
無くなっていく力の中で足掻くこと、腐っても諦めないことが
こんなにカッコイイことなんだと
この二人を見て気づかされました。
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する