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2016年11月09日00:01

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ミラクル☆ガールズ

今日はまさかの、キッズステーションでの「ミラクル☆ガールズ」のHDリマスターに、狂喜乱舞した一日でしたよ。

これDVDも出てないもんなあ!

レーザーディスクはプレミア付いてるし。

さて、本作は1993年

セーラームーン大ブームの中

原作掲載誌「なかよし」で、セーラームーンとタメ張る「二大主力連載」と押されていた超人気作品。

当時、履いて捨てるほど出た「ポスト・セーラームーン」として、満を辞してのアニメ化だった訳ですね。

ちなみに関東では、あのVガンダムの裏番組だったので、意外と男子は見ていない。

監督に、何も事件が起こらないエピソードを連発した「マジカルエミ」の安濃高志さん。

シリーズ構成に、なんとコバルト文庫で小説家としても大活躍してた映画畑の小林弘利さん(小中和哉さんとか、今関あきよしさんとか、あの時代の空気)という、超通好みのスタッフを迎え。


俺のスパイダー感覚が「Vガンダムより、面白いかも」と見てみたら。

大当たり!


物凄くわかりやすく言うと。

セーラームーンをウルトラマンとするなら、ウルトラセブン。


セーラームーンをサンダーバードとするなら、キャプテンスカーレット。


セーラームーンをエヴァとするならナデシコ…って、もういいですね。


テレポートとテレパシーを使える、双子姉妹のキャッキャウフフなラブコメなのですが。


原作の二部だか三部だか、途中からアニメ化したらしく。


説明ねぇ!

いきなり双子が超能力使ってる!

なんで使えるの?

周りの人は、知ってるの?


さらに、1話で出てきたキャラが、いきなりイギリスに転校!


「倉茂先輩がイギリスに行っちゃうよ〜」って、誰だよそれ!


今回、見直したら。

台詞やナレーションではなく、とにかく「絵で説明する」という事で。

「この子たちは超能力が使えますよ」とか、「この女の子は、この男の子が好きなんですよ」と、キチンと芝居で説明してるんですが。


俺みたいなマニアはいいけど、女児にはハードル高ぇ!


やってる事は、正統派のエンタメなんですが。

第2話で、ヒロインが片想いしてる先輩が、イギリスに行っちゃうんで。

ラブレター渡したら、先輩が乗った飛行機をハイジャックしたテロリストの声明文と、ラブレターが入れ替わっちゃって。

全世界に向けて、ラブレターが読み上げられちゃうとか、ゲラゲラなシーンもありますが。

とにかく「説明」とか「お約束」を排除した、究極の「雰囲気アニメ」で。


私、かなりお気に入りなのです。

監督とシリーズ構成が、揃って変わっちゃう30話あたりまでは(笑)


いや、後半も普通に面白いんですけどね。

「言葉で説明しないアニメ」を好きな方は、必見です。

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