げげげげげー、まじかーっ。
テレビが壊れたーーーーー。
外出から戻ってきていつもの通りに、部屋の明かりオン、PCオン、テレビの電源オン、ブツッ。
おーい、ブツッてなんだよ、一瞬だけ画像が映って、あとは暗黒てどゆことよ。
もうリモコンのスイッチ押しても、本体のボタンをいじっても何の反応もない。
確か今のテレビは10年位前に、液晶テレビが欲しくてあれこれ悩みに悩んでやっと買ったものだった。
それまでは、親に買ってもらった安いテレビとか友人からの貰い物だったりしたので、初めて自分で購入した高級品だったので、非常にショックを受ける。
たった10年くらいしかもたなかったなぁ。ふつうはどのくらいもつものなんだろうか。
故障した直後は現実を受け入れられなくて、過去のことや周囲との比較ばかり考えていたが、それとは無関係にテレビ無しの生活は否応なしに開始される。
朝起きた時の眠気覚ましができない、HDDレコーダに録画した番組が見れない、PCのサブディスプレイとして使えないなどなど、不便極まりない。
早く次の機種を導入せねば。
心の底では「もうテレビ無しでもいいんじゃね」というつぶやきがポツリと浮かんできた。
そうかもしれない。
これだけ情報にあふれて、どん欲にそれをかき集めるも、それを取りこめきれていない現状の私には、ある程度のインテリジェンス断捨離が必要だといえる。
ああそうか、テレビがないのが嫌なんじゃなくて、これまでの生活から何かが失われていく喪失感に耐えられないだけなんだな。
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