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2016年10月02日22:12

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モーツァルトのクラヴィーアのある部屋 第23回〔ゲスト作曲家〕W.F.バッハ [1710-1784]

日時 9月27日
会場 近江楽堂
出演 小倉 貴久子(クラヴィーア)
曲目 W.F.バッハ:8つのフーガより第8番 ヘ短調 Fk.31-8、 ポロネーズ ハ長調 第1番、ホ短調 第8番、ヘ短調 第10番、ト短調 第12番、 ファンタジー ホ短調 Fk.21、 ソナタ イ短調 Fk.8、 ソナタ ト長調 Fk.7
モーツァルト:小品 K.15l、 ファンタジー ハ短調 K.396(シュタートラー補筆)、 ソナタ ニ長調 K.576
使用楽器 Cembaro made by Joop Klinkhamer after anon
Fortepiano made by Chris Maene after Anton Walter [1795]

W.F.バッハはセバスチャン・バッハの長男。以下ウィクペディアより「父親からこの上ない期待と惜しみない愛情をかけられたが、それだけ過保護に育てられたため克己心がなく、しかもむやみと夢想家で、才能に恵まれていたにもかかわらず、虚栄心からそれを活かせず仕舞いであった。しかも悪いことに猜疑心が強く、一時期は成功を掴みかけたこともあったものの、人望のなさが祟って、晩年に人脈を失っている。好機を逃し続けた一生であったと言える。」

日中久しぶりの晴天の下でペタンクの講習会を受けて疲れているところにビールを飲んだせいで、前半は半分舟を漕ぎながら聴いてしまったためほとんど印象に残らず。

後半のポロネーズを聞くと演奏されたほかのソナタやフーガが均整の取れた曲だったのとは違うロマン派に近い音楽になっていたのに少し驚きを感じる。K.576のソナタが知った曲のせいもあるが、この日演奏された曲の中では別格作品に思われた。Youtubeでこの曲を聴きなおしてみたが、無理に軽やかに弾いてるように感じられる。当時のウィーン式アクションのピアノフォルテの方がモーツァルトの軽やかさが自然に表現できるように感じられた。

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