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2016年09月12日21:34

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そろばんぐらいは


 右脳が育つ、とかかなりどうでも良いことだが、
 私は、小学校の授業でやった範囲しかそろばんを習わなかったので、
 もうちょっと習う機会があればよかったとは思う。

 私が小学生だったのは、40年ぐらい前のことだから、
 当時の習い事、というと、そろばんと習字が主流だった。

 そろばんを習っている子は、計算が速いし
 習字を習っている子は、字が上手に書ける。

 と、どちらもうらやましく思ったものだが、

 そう年月が経たないうちに、まず、「電卓」
 つまり、電子卓上計算機、が実用化されてくる。

 この時点で、そろばんの優位性はほぼ消滅。

 さらに、数年ののちには、家庭用のワードプロセッサ専用機が、一般家庭でも購入可能なぐらいの価格で売り出されるようになる。

 まだ、パソコンは100万円以上だった時代に、ワープロだけなら、ということで普及するのだが、そうなったら、もう字が上手に書ける、という優位性も消えてしまい。

 まあ、それで、何の役にも立たないか、というと、そんなものでもない。

 計算は私は割と得意な方だが、三ケタの掛け算が暗算でできるか、というとちょっと難しい。
 (中学校でやる、一次方程式とか、連立方程式とか、二次方程式ぐらいは暗算で解ける。
 というか、大学の入試問題みたいなものでも暗算で解けてしまうことは多いが、そういう意味では三ケタの掛け算は結構ハードルが高い。)



 そろばんで、二次方程式が解けるのか、については良く知らないが、
 何らかの方法があったとしても、
 元々、そのような使い方の道具ではないし、
 紙の上で鉛筆を走らせるほうが分かり易いだろう。


 とはいえ、桁数がかなりあるので、二元数でも取り扱いが そう困難だ とは思えないから、
 そろばんの発展形の道具があれば、マトリックスでも計算できるのではないか、とは思う。
 (それも、表計算にやらせるから、パソコンがあれば済むと言ってしまえばそれまで)



 大事な点は、そろばんをやってきた人たちは、その計算が 「宙」 で、できるということ、
 パソコンが必要とか
 電源が必要とか
 そういう環境に依存しない形で計算できるのはかなりの強み。

 ただ、紙と鉛筆があれば、匹敵する道具になるので、
 そろばんが扱えるかどうか、よりも、やはり内容が理解できるのか、という点は見逃せない。

 私自身も、虚数の概念はなかなか理解できなかった。
 習ったら、形式的に使うことはそんなに難しくないし、
 二元数までなら、紙の上に書くことも簡単にできるので、
 そこはハードルが高いとは思わないが、
 でも、「概念」として、は割と難しい。

 もう少しへりくだると、整数、だけでも意外に難しいのである。
 数、を人類が発見したことは、大発見だと思う。
 整数、だけで宇宙の果てまで見えるような感じ。

 それを、そろばん、という道具が具現化してしまうあたりは、
 大変な道具だ、と感じる。





 子供のころに読んだ本の中に、
 豊臣秀吉が騙される話があって、

 「今日は米を一粒下さい」
 「明日はそれを倍にして 二粒下さい。」

 「明後日は、さらに倍にして、四粒下さい。」

 「毎日、倍・倍にして、50日後に取りに来ます。」

 という約束を、うっかり部下と交わしてしまう。


 そんな約束も忘れたころに、
 部下が大阪城中の米をすべて持ち出そうとしているのをみて、
 秀吉が慌てて、計算をさせる。

 という、お話し。

 その時に計算にも、そろばんが使われた。
 一つでは足りずに、途中から横に二つ並べて、となるのだが、、、、、、


 まあ、この話は、子供のころから知っていたのだが、
 まじめに計算をしてみたのは数年前。


 そうして、計算してみると意外なことが分かった。

 当時の世界中のコメの生産量は推定するしかないのだが、
 どうも、計算値がそのぐらいの数値になる。

 「世界を征服せよ、太閤秀吉」
 
 という、メッセージ、だったのだろうか?




 現代なら、「世界を征服せよ、プーチン」

 なかなか、領土問題はなまとまりませんな。


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■計算力と右脳が育つ!習い事で再び人気の「そろばん」の効果
(いこーよ - 09月12日 18:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=239&from=diary&id=4189663

昔ながらの習い事「そろばん」。計算力アップだけでなく、脳のトレーニングにもよいといわれ、再び注目されているようです。そこで、日本珠算連盟のベテラン講師に、子どもがそろばんを習うと、どのような能力アップが期待できるのか聞いてみました。

親子落語入門−落語で子どもの集中力と想像力を養おう!

紙での計算と「そろばん」での計算では、何が違う?

「紙で計算する『筆算』は、1の位から計算するのが普通です。筆算は学校で習う算数のベースとなるものですから、きちんと習得する必要があります。これに対して『そろばん』は、数字を読み上げる順番、つまり上の位からそろばん玉を弾きながら計算します」というのは、珠算指導暦50年の藤井将男先生。

筆算とそろばんとでは計算の方法が違う、ということになります。そろばんは指先を使うことから、「脳全体」がさらに鍛えられるのが大きな特徴です。

■「頭の中のそろばん」を使うことが右脳に良い!?

そろばんといえば「暗算に強くなる」イメージもありますが、その理由はなぜでしょうか?

「『珠算式暗算』は“頭の中のそろばん”を使って計算する方法で、小さい頃からそろばんを習っている子どもは、『3』という数字を聞けば、頭の中にそろばん玉が3つが浮かんでくるんです。このような脳内の直感像記憶は右脳を使っているといわれています。頭の中のそろばんで数字処理ができるようになれば、2桁の掛け算もあっという間に解けるようになります。対して筆算を頭の中で行う『算数式暗算』は左脳を使って計算しているといわれています。」

そろばんを指ではじく計算方法では脳全体が育ち、頭の中のそろばんを使う珠算式暗算では右脳が鍛えられる、というわけですね。

そろばん「教室」に行くことで養われる集中力と競争心


子どもの頃にそろばんを習うと脳の発達によいだけでなく、親が子どものうちに身につけさせたいさまざまな能力が養われるといいます。

「たとえば、そろばん教室では、読み手が読み上げる数字を即座に聞き取り正しく処理する『読み上げ算』など、集中力が鍛えられるさまざまなトレーニングを行います。また、計算に没頭していると、頭の中が数字以外何もない、という状態になることがあります。このように集中する経験を積んだ子どもは、その集中力を計算以外の分野でも発揮できるようになるでしょう。」

「そろばん教室では『用意、はじめ!』で、一斉に問題を解かせる指導をしているところが多いと思います。子どもたちは目の色を変えて、ある子は一番になろうと、ある子はビリにならないように、とそれぞれの目的に向かって一生懸命努力します。このように『目の色を変えて努力する』経験によって、生きるための強さを身につけることができると思っています。」

このほかにも、そろばん教育は、注意深く観察する力、イメージやひらめきの力、記憶する力、情報を処理する力、速く聴き、速く読む力などをアップさせる効果があるといわれています。

■そろばんデビューは何歳からがちょうどいい?

子どもの様々な能力アップが期待できるそろばんですが、教室に通うのは何歳ぐらいからがよいのでしょうか。

「個人差があるので何歳から、というのは難しいですが、小学2年生程度の理解力があるお子さんなら、年長でも1年生でも習い始めてよいと思います。習い始めてみて『ちょっとまだ難しいかな』という場合でも、手作り教材などを用いて工夫しながら指導してくれる先生の教室を選べば、伸びてくると思いますよ。」

そろばん教室に通う場合、家庭でやるべきサポートは?


子どもがそろばん教室に通い始めた場合、親はどのようなサポートをすればよいのでしょうか。

「そろばん教室は週2〜3回、というところが多いですが、教室がない日にそろばんを一切はじかないと、せっかく習得した知識が減ってしまうんです。理想は、毎日そろばんをはじいた方がいいですね。」

「家庭でできるサポートは、お子さんの宿題などに付き合って、タイムを計ったり、答え合わせをすることです。『昨日よりタイムが速くなったね』などの声かけは、そろばんに詳しくない親御さんでもできますね。また、そろばん経験のある親御さんでも、先生と親の指導方法が違うと子どもが混乱してしまうことがあるので、あくまで指導は先生に任せてください。」と、藤井さん。

「さらに、連絡カードなどを作って『第○回の割り算で悩んでいるようです』など、お子さんがわからなかった問題を先生に伝えるとよいでしょう。そうすれば、次の教室で確実に分からなかった問題の指導を受けることができます。先生とのコミュニケーションを密にすることも、親御さんの大切なサポートですね。」

「そろばん教室」に通わせても、先生に任せっきりにするのではなく、親子の関わり合いが大切なんですね。パパやママも一緒になって、そろばんを使って脳トレに挑戦してみるのもいいかもしれません。

計算力もアップして脳トレにもなる「そろばん」は、教室が全国に数多くあり、通わせやすいのも大きな魅力です。この秋から、新しく習い事を始めてみようかなと考えている方は、一度体験に行ってみるのもいいですね。

(文:青柳直子)
(監修:藤井将男さん)
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