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2016年06月26日00:05

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宝塚記念

宝塚記念。
それは宝塚さんの聖誕日を記念した日本中央競馬会のG1レース。

んなわけはないです。 ( ゚Д゚)y-~~

本日は宝塚記念が行われるので趣向を変えて競馬の話を。( ^ω^)


私のハンドルネーム『帝王』ですが、私の強面の顔と『帝王』というハンドルネームで『ミナミの帝王』から取ってると思われがちですが違います。(^_^;)
帝王とは史上最強馬と呼ばれたシンボリルドルフ(皇帝)の息子、トウカイテイオー(帝王)から取っているのでした。
俳優を目指して劇団青年座で学んでいる時代、お小遣い稼ぎに競馬を楽しんでいる時にその事件は起きました。
1992年11月29日、ジャパンカップ。
各国の度代表馬や、二冠馬、ダービー馬などが集められた競馬のオリンピックのようなレース。
テイオーはそれまで黒星無しの7連勝二冠馬でしたが、春の天皇賞でメジロマックィーンに負け、秋の天皇賞で7着という惨敗をしています。
各国の強豪に囲まれ、加えてテイオーの成績不振に当然、馬券は外国馬を買っていました。

(メチャ長文になったのでカット) (ヽ´ω`) アツクナリスギ・・・

蓋を開けてみれば最後の直線で豪二冠馬ナチュラリズムとの一騎打ち。
気付くと購入した馬券を忘れて日本の馬、テイオーを応援してました。(`ェ´)ピャー
激しい接戦の上、テイオーの勝利!
ウィニングランにて沸き起こる会場からのテイオーコール。
そして、鞍上の岡部コールへ。

フォト
「我が家の壁に貼られているジャパンカップの新聞」

父、シンボリルドルフとトウカイテイオーとのジャパンカップ親子制覇。
ルドルフは1985年にジャパンカップを制しています。
鞍上は同じく岡部騎手。
熱くならない筈がない。
このジャパンカップから競馬に目覚めた私がいます。

(メチャ長文になったのでカット) (ヽ´ω`) サラニアツクナリスギ・・・

そして同年、一年を締めくくる年末のレース有馬記念。
ファン投票にて選りすぐられた人気馬の祭典。
トウカイテイオーの鞍上は田原騎手。
岡部騎手は騎乗停止処分によってテイオーには騎乗出来ませんでした。
テイオーに魅せられた私はオッズ関係無しにテイオー1点買い。
ですが・・・
ファン投票1番人気に推されたテイオーの結果は11着。
なんとも歯切れの悪い締め括りになりましたね・・・ (´ェ`)

1年が過ぎた1993年、有馬記念。
テイオーの姿がそこにはありました。
競馬・・・テイオーに魅せられた私も中山競馬場にいます!
昨年の惨敗から1年振りのレース。
鞍上は昨年と同じく田原騎手。
岡部騎手は1番人気ビワハヤヒデと言う菊花賞優勝馬、ナリタブライアンの兄に騎乗。
正直、岡部騎手にはテイオーに乗って欲しかったです。(この時までは・・・)
ゲートが開きます。

(はい。病気が出ました。長文です。カットします) d(-_-メ)

最後の直線、先頭ビワハヤヒデに外からテイオーが競って来ます。
昨年のナチュラリズムとの一騎打ちのような争い。
喉が破裂するほど応援しましたね。もう、鳥肌もんですよ。
何せ1年振りのレース。
しかもファン投票による人気馬、実力馬揃いで優勝争いに関われるとは思っていませんでしたから。
テイオーは勝利しました。
昨年のジャパンカップに勝るほどの感動。
364日振りのG1優勝はJRA最長記録!
ウィニングランでのテイオーコール。
そして田原コール。
本当に興奮したレースでした。
鞍上の田原騎手は涙してました。
昨年の有馬で11着の惨敗。
スタートにてトモが滑り腰の筋肉を傷めてしまったのが敗因となっています。
田原騎手の1年に及ぶ悔しさが伝わります。
松元調教師に何故、ウィニングランにて派手なパフォーマンスをしなかったかという問いに、「手でも上げてアクシデントとか何かあったら・・・1年も掛けて立て直してきた関係者達の事を考えたら出来ませんでした」と・・・
この勝利者インタビューを聞いた時に、初めて岡部騎手でなくて田原騎手で良かったと思いました。

フォト
「我が家の壁に貼られている有馬記念の新聞」

テイオーと田原騎手のリベンジドラマ。
相当な感動衝撃だったです。
このドラマじみた展開に涙しました。
これにより我輩はますます競馬に惹かれてしまいます。
当時は映画によって感動を得て役者を目指してましたが、競馬に映画に勝る感動を得ました。
翌年、4度目の骨折を機に1994年10月23日トウカイテイオー引退。
4度の骨折と様々な故障に苦しめられた生き様でした。
テイオーの引退式が行われた東京競馬場でテイオーを見送ると我輩は北海道は日高にある新冠サラブレッド育成場へ。
興奮冷めやらず自身が競馬の世界へ足を踏み入れます。
「スピードファーム」そこから我輩の調教助手生活が始まります。 (^_^;)

フォト
「元旦の日に撮った唯一の写真」
(左上にぶら下がっているのは騎乗している愛馬のたてがみ)

言葉上では伝え切れてないと思いますが、競馬と言う物に相当な感動を得ました。
馬と牧場と調教師と騎手と様々な人達の繋がりに計り知れないドラマがあります。
今まで競馬はギャンブルとしか思っていませんでしたが、馬と人との物語と思うようになりました。
競馬に関しては書き出すと止まらないのでこの辺にしておきます。
映画に勝るサラブレッド達の感動ドラマは・・・

キーストン
テンポイント
トウカイテイオー

我輩はこの3頭に尽きます。
下手な映画より熱く、涙します。(´;ω;`)ブワッ


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