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2016年05月03日01:25

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今回の『真田丸』

留守録視聴で、今日見ました。

今回のシーンでまず気になったのは、秀吉の母が秀吉を「藤吉郎」と呼んでいたこと。
前の「江〜姫たちの戦国〜」では「日吉」でした。
藤吉郎という名前は今川に仕官してからの名乗りではないかという気もします。
しかも木下藤吉郎と名乗る前は生まれ故郷の名をとって中村藤吉郎と名乗っていたらしいという話もあります。
実は「日吉」という幼名もあとから取ってつけたもので、実際は父親の弥右衛門から一字取って弥助とか弥吉(やきち)とかいわれてたんじゃないかという説もあります。
(なべおさみの「青春太閤記」では弥吉でしたね)

今回の加藤清正&福島正則VS石田三成の対立は、後の関ヶ原の伏線でしょうか。
豊臣恩顧の清正と正則が徳川方についたのは、豊臣に弓を引いたのではなくあくまで三成と対立していたということですね。

今回のドラマは、名古屋弁がふんだんに使われ、いい感じです。

ところで、家康と秀吉との予備会見で 源次郎の後ろに控えていたのが秀吉だったなんて、全く気が付きませんでした。
だから突然の秀吉の登場に驚いたのは家康ばかりではなく私もです。
「謀(たばか)ったな、脚本家め!」という感じです(笑)
あの前日の予備会見で翌日の本会見の筋書きが打ち合わせされていたというのは、「史実」かどうかは別としても一応は伝えられてている話です。
このドラマのオリジナルのフィクションではありません。

そして、三成は源次郎に言う。
「おぬしのような薄っぺらな小僧が上杉に気に入られ、徳川に取り入り、殿下の心をあっという間につかんでしまった。何ものなのだ、おぬしは」と。
そう言いたくなる三成の気持ちは分かります。
なぜなら、話がうまくいきすぎるからです。
でもその理由は簡単です。なぜなら源次郎は「このドラマの主役だから」です(笑)

ところで、お松は本当にお松なのでしょうか?
1、実は別人 
2、本人なんだけど記憶喪失 
3、本人で、記憶もしっかりしているけど、わけあって源次郎には知らん顔して別人を装っている。
4、実はおそ松である。
さあ、何番でしょう? 韓流ドラマだったら2番がお約束ですけれど(笑)

源次郎が出雲の阿國から聞いて家康に勧めた心を落ち着ける方法…「腹に息を貯めて丹田から吐くつもりですーっと息を出す。すると不思議に力が抜けていきます」…これって腹式呼吸のことですよね。
これはインドのヨガの呼吸法と通じるものがあります。

インドのヨガの呼吸法の秘儀、それは;
まず姿勢を正し、背中が真っ直ぐになるようにする。臀部の肛門を閉める。肩の力を抜く。
こうしてまず右の鼻の穴を指でつまんで左の鼻の穴からゆっくりと空気を吸います。
吸いこんだらそのままひだりの鼻の穴から吐きます。
次に、今度は右の鼻の穴から息をゆっくり吸って右の鼻の穴から吐きます。
空気を吸った時には、お腹が膨らむようにします。
吐く時はお腹から吐くようにする。
空気をはくとお腹がへこんできます。
これを三回左右交互に行います。
次に、今度は右の鼻の穴から吸って左の鼻の穴から吐く。次にその反対と、交互に繰り返します。
また、そのまま両鼻からゆっくり息を吸って、吸い込んだ刹那一瞬息を止めて、その反動で今度は両鼻からゆっくり空気を吐き出す方法もあります。
たっぷりと酸素を取り入れて、二酸化炭素をゆっくりと吐く。
そうして腹式呼吸をすると肺の負担が少なくなり、体の血液の循環がよくなるのです。
体の上の方にある気が下へおりてくるわけです。
脳波でいえば、β波がα波に変わって脳細胞が静まってくる。
そういうことで力が抜けてくるわけで、なぜか出雲の阿國はこのヨガの呼吸法を知っていたんですね。
(脚本家が知っていただけかもしれませんが)

ということで、今日のレビューはここまで。
おそ松さま…じゃない…お粗末さまでした!
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