ネタバレ無しです。
実際に観に行ったのは4月24日なので、今は、だいぶ冷静になってるのですが
ここは、あえて備忘録の意味をこめて、その日の感想の記録をつけようと思います。
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とりあえず、面白くは…なかったです。
萌えなシーンや可愛いシーンはありましたけど
1本の映画としては、面白く…なかったです。疲れました。
これって、人に何か伝える気あるのかな?…と
『あえて描写しないこと』
『描写しない部分は皆さんの、ご想像におまかせします(丸投げ)』
…は違う。ツラい。
作画は良かったです。可愛いしカッコイイし。それは本当に加々美さんのおかげですな…。
それにしても、私のタイムラインに表示される方々が
みんな、あの劇場版遊戯王を大絶賛してるから、うーん。また私は少数派になるのかなと。
劇場版遊戯王を観て、良かった!と思う人、納得した人
もちろん、いいと思います、その人にとっては。
個人の感想、人それぞれなんですから。でも私にとっては、良くなかった。
私の個人的な感想を例えるなら…
『高級料理を食べに行ったら、未調理の超高級食材の数々をゴロゴロと出され
お前が食べたかった『材料』を出してやったぞ!でも店側は料理しない!
おら!あとは自分で何とかしろ!自分で料理するも、そのまま生で食べるも、おまえ次第!』
…という感じです。
高橋和希先生が用意してくれた脚本やキャラクターを
構成、表現することをあきらめたアニメスタッフが
そのまんま、事象とデュエルを、ただ並べただけ。
遊戯王原作にとって最も重要な内面描写が無い。
ドキュメント映画じゃあるまいし、観客に遊戯王という『物語』を伝える気が感じられなかった。
高橋和希先生の脚本を、もっと理解して、咀嚼して
映像作品として変換・構成・表現できるスタッフだったら
とても感動的な1本の映画だったと思う。
まさにピースがバラバラのパズル。ただ事象を並べただけで『映画』といえるのだろうか?
映画の後半あたり『これ…面白いのか?いや…つまらないな…』と思ってしまったのが
とてもつらい。こんな思いをさせてくれた映画は久しぶりで
それが遊戯王だったことが、とてもショックだった。
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そのうち、ネタバレあり感想を書きます。
それにしても遊戯王という大好きな作品の20周年記念劇場版が
私にとっては、こんなことになってしまうなんてツラいです。
いや、ほとんどの人は、おおむね喜んでるから、それはそれで良いと思いますが。
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