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2016年02月29日19:27

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だるまストーブの思い出

小学校、中学校時代は冬季には各教室にだるまストーブがあって当番を決めて生徒が管理していた。朝、当番の生徒がバケツで石炭を教室に運び、マッチを使って着火させていたと記憶している。

当時は風呂のある家庭では子供が火起こしする事が多かった。ボクもご多分にもれず窯に薪をくべて風呂を沸かした口だった。だから新聞紙少々と着火しやすい木っ端からマキに火を移すのは慣れたものだった。学校では鉛筆削と言っても「肥後守」を使って細い薪に刃を入れ燃えやすくして紙の上に並べる。うまく行けばマッチ一本で着火用の薪に火を移せちゃう。そんな火の取り扱いに手慣れた子供がぞろぞろ居たので冬、ストーブ当番になっても石炭を燃やすのは簡単に思えた。

ヤカンに水を入れてストーブの上に置くのも定番だった。スルメも焼いたし焼き芋も作ったなー。

下校前の教室掃除ではストーブに溜まった石炭灰の処分をした。その灰をバケツに入れてゴミ焼場の隣にある灰置き場に捨てたんだ。用心のため、その後バケツには水を入れてストーブの傍に置いて帰宅していたと思う。

長じて都会ではだるまストーブを目にする機会もなくなり、地方に出かけた折などたまーに見かけるだるまストーブの温もりに言い知れぬ懐かしさを感じてしまう。炙ったスルメなんか勧められたら絶対に断らないね、ボクは。
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