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2016年01月05日19:49

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ドキプリ、イケすぎ日記

アニマックスのドキドキ!プリキュアの再放送が面白すぎるのじゃよー!

2話まで見たが、あまりに面白いので、続きをBlu-rayで見る。

再放送の意味なし!

前にも書いたが。

本放送の時、俺が「もしかして、この番組はイケてるのでは?」と思ったのは、オープニングでの、タイトルロゴが出る場面なのだが。

「間違いない!これはイケてる!」と思ったのが、2話なんだよね。

普通、プリキュアって、1話でメインヒロインがなって、2話でサブヒロインがプリキュアになるんだけど。

ドキプリの2話は、妖精さんに「プリキュアになった事は、誰にも言ってはいけません」と言われた主役のマナちゃんが、親友の六花ちゃんに秘密を持った事に、ひたすら罪悪感を抱く話で。

この話で凄いのは、前にも書いたけど、「マナは、ウソをつく時に髪をイジる」って癖を、描写はするけど、誰もセリフで言わないんだよね。

でも、「ああ、この子はウソをつく時、髪をいじるんだな」って、わかる演出になってて。

プリキュアになってジコチュー(モンスター)を倒したマナの元に、先生とかクラスメイトが来て「大丈夫か?」「怪物はどこ行った!」って聞かれた時に、マナが髪を触りながら「私、わかんない」って言うと、六花だけが、うさんくさそうにマナを見たり。

登校するのに、六花がマナを迎えに来た時、髪を触ったマナを見て、おじいちゃんが「あの2人、ケンカでもしたのか?」と呟いたり。

イケてる〜!

普通、「マナはウソをつく時、髪を触るからすぐわかるのよ!」とか、六花ちゃんに言わせちゃうと思うんだよね。

その代りに、六花ちゃんがマナに「この幸せの王子!」と、凄いセリフを言う。

身体中の宝石や金箔を貧しい人々に分け与えて、最後はボロボロになった王子様の像の話。
オスカー・ワイルドの小説ですよ!

普通、出てこないよなあ。

「この幸せの王子!」というセリフは。

あと、なんつぅか、ドキプリって「いい話」の印象が強いけど、ギャグセンスもいいと思いました。

パターン崩しでマニアックなネタを振ったりするんだけど、ギリギリでパロディとかにはしない。

「どうやったら変身解除出来るのか」とか、「ネットでのプリキュアの目撃情報や、監視カメラの映像を消して回る」とか、ちょっとハイブロウなネタだけ振って、深入りせずにサッ、と切り上げる。

最初、iPodの形をしたモンスターが出てきて、次にラジカセの姿をしたモンスターを見て「あれなに?」とか、相当センスいいと思う。

あとやっぱ、キャラクターがいいよ!

「地球側の主役キュアハート」
「異世界から来た裏の主役キュアソード」
「ハートのベストパートナー、キュアダイヤモンド」

と言うキャラクターシフトもいいけど、やはり「身体能力、権力ともに絶大なので、あえて防御技しか使わない」大財閥のお嬢様、キュアロゼッタの設定が白眉だな。

キュアロゼッタこと、四葉ありすが、感情に任せ、武力を振るってしまった幼女時代(笑)のエピソードで、武術の達人みたいな爺さんが「考えるな、感じるんだ」みたいな事を言うシーンも、普通のアニメならギャグになりそうなのに、この作品だとガチでいいシーンとして描くんだよね。

武術の奥義の悟りを開く幼女(笑)

それだけに、キュアロゼッタは、普段は防御専門なのに、チームがピンチになった時に、物凄い戦闘力を発揮するという、いいキャラクターになっていく。

しかし、初期の話を見返すと、キュアハートが、キュアソードに拒絶されたというか、差し出した手を叩かれたのは、一度や二度じゃなかったんだね。

それだけに、あの最終回は染みる。




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