伊方原発の避難訓練に思ったこと・・・

伊方原発の避難想定訓練あれはなによ・・・

もし伊方原発に福島第一原発と同じようなことが起これば

周辺の市町村、松山市に住む人まで
先祖伝来住み暮らしてきた土地を離れて暮らさなければならない
ということにならぬのか・・・



避難して一時的に命を長らえることより
はるかに大切なものが失われるのである・・・

己が育ち、暮らしてきた土地を離れなければならないというのは
どういう気持ちがするだろう・・・

今、福島ではそういう人たちが現実にいらっしゃるのである・・・


そういう危険なものを再稼働させて
この国はどういうところ行きたいのだろうか・・・

どんな国にしたいのだろうか・・・

原子力が最終処分の問題を抱えていて
運転し続ければその最終処分に莫大な費用がかかることが
予想されることは
一庶民のワシにさえ分かることなのに
政治家とか与党とかには想像できないものなのだろうか・・・


国民の生命の安全などより
経済の方が優先されなければならないのだろうか・・・

金を稼いで一時的に豊かになったとしても
その先になにがあるのだろうか・・・


ワシは一所懸命に職責を果たしている政治家に
ご苦労様と言う気持ちは常にどの方にも持ち続けていて
個人攻撃をしようと言う気持ちはないのだが・・

政治家というものは
大体公約数によって動くものなのだなぁ〜
と思っている・・・

利に敏いものが政治を動かしているのだな・・・

利益追及が企業の最大目的で
会社が潰れたら自分たちの生活の未来もないのである・・・


そういう人たちは
自分の利が一番大切なのである・・・

先の戦争で満洲に展開した既得権益を失うことが怖くて
軍部の暴走が続いて
誰もそれを止められなかったように

今や原発のまとった利権にも同じような行動がとられようとしているいるような気がするのは
ワシだけだろうか・・・


一庶民と言うのは
国家がやりだした政策というものを
止めることなどはできない無力なものやな・・・


前の戦争でも庶民はそうだったのだろうな・・・


原発というものは戦闘機が飛来して
搭載しているミサイルを撃ち込まれただけで
機能が停止して福島第一原発のようなことになる脆弱なものだと
ワシは思っている・・・

こんなものを５０数基備えている我が国は
ものすごく危ないのだと想像している・・・

前の大戦の空爆でも発電所は一番の攻撃目標にされていたようだ・・・

１００年先の国民の平和で安全な生活を考えられる政治家が増えてくれないかと
ただただ思う・・・