とても長い日記です。
リバ邸での思い出を振り返り、
改めてありがとうという感謝をこめて書きました。
お時間あって、ご興味ある方はどうぞお付き合い下さい＾＾
去年の５月２６日。
仙台のあるイベントの二次回。
会場のクラブの扉の前に並んでたら、
同じく、１人の男性と女性が居らして。
思い切って、声をかけてみました。
話してみたら、
互いに、音楽が趣味で意気投合。
その時の男性が、
リバ邸仙台の管理人：音連れ人 オノタカ。
個人での弾き語り活動をメインに、
バンドではベースを弾く。
女性が、歌い手：ずっきー。
オノタカが、
「シェアハウスやってるんだ。リビングを一般開放していて、誰でも自由に出入りできるの。
色んな人がくるから面白いよ」
と言ってて、
俺も、面白そうだなって思ったのです。
場所を聴いたら、
実家の近所だったので驚いて。
その時、僕は千葉に住んでいて。
でも、しばらくしたら仙台に帰ってくることが決まってたから。
「仙台帰ったら、リバ邸に遊びに行くよー！」
って言って。
なんやかんやで８月。
僕は仙台に帰って来ました。
引っ越しで布団余ったりしたから、
俺「布団とか要るー？」
オノタカ「欲しい欲しい！」
とか言って、布団を寄付したり（笑）
その時の日記です。
https://www.facebook.com/kenta.tominaga.311/posts/1449000145387866?pnref=story
んでもそう、
リバ邸は本当に色んな方が来ます。
ライブ観戦で安い宿を求める人。
活動的な大学生。
一期一会を楽しみにするバックパッカー。
そうした外からの刺激で、
人と人との化学反応が起こることがあって。
例えば、
ずっと引きこもっていた、ゆう君。
彼は、リバ邸の存在を知り、
おそるおそる、
オノタカにコンタクトをとりました。
いきなり外に出る……
リバ邸に訪れるのは勇気が要るし敷居が高くて、
しばらくはネット上でやりとりをしていました。
ある日。
彼はリバ邸に来て。
彼も、
”ここは、そんなに怖い世界じゃない”
と感じたのでしょうか、
自分のペースで、
リバ邸に通うようになりました。
そんな頃、
「リバ邸仙台のホームページが欲しいな」
という話が出て。
彼は、
『俺が作ります！！時間ならいくらでもあるんで。』
と皆に言ったのです。
経験などありません。
でも、
システムエンジニアの友人もリバ邸に居たので、
その人に教わったり、
独学で勉強して。
彼は本当に
リバ邸仙台のホームページを１人で作り上げました。
そのホームページはこちらです。
http://livertysendai.lovepop.jp/?page_id=16
、、、
ちなみに彼は、人に会うのが怖いのですが、
『Webの仕事が欲しい』
と言っています。
勉強がてら、
無料でも何でもやりたいそうです。
Web製作を頼みたい方がいたら、
僕に連絡下さいな。
彼に繋ぎます。
、、、
リバ邸は、僕にも変化をくれました。
オノタカ「あのさ。リバ邸でライブイベントやろうと思ってるんだ。」
『おー！良いじゃん！！』
オノタカ「それで、演者（えんじゃ）を探してるんだけど、トミーも出ない？」
……僕は、迷いました。
高校生くらいからエレキギター始めてバンドして。
ライブは沢山しましたが。
弾き語りは殆どしていませんでした。
親友の結婚式で、余興を頼まれて、
２０１１年、震災直後。
生まれて初めて。弾き語りをしました。
自分で曲を作って、歌を録音したり。
カラオケも大好きですが。
歌とギターを同時にやるのは、
とても難しくて難儀しました。
歌も、まだまだ下手くそだなぁと思うし。
自分にとっての
”音楽”
って、
やっぱりバンドサウンドだったので。
それでも。
ただただ、気持ちだけを届けたくて必死で、
最初の結婚式に全てをぶつけました。
下手くそでした。
でも、気持ちは。
ご夫妻と、
二人を祝福するために集まってくれた皆さんと
一緒でした。１つになれました。
思えば、うつ病の再発でシステムエンジニアを退職し、
ちょっと休んでまだ体調不良な矢先だった、あの日。
”音楽って、凄い”
と改めて体感した日でした。
その後も、大切な人達の結婚式で歌いました。
大切な人の想いと、僕の想いが繋がって、
自分１人では絶対にできないような歌が歌えました。
でも、相変わらず、自信もなく。
誰かに「聴きたい」って言われなかったら。
弾き語りをしようという気はありませんでした。
ライブハウスでお金を払って演る、なんて話だったら、
確実に断っていたでしょう。
でも、
いつもお世話になっているリバ邸のお役に立てるなら。
自由に集まる人たちの前で、
僕の拙い演奏でも精一杯やって、
それで少しでも喜んでもらえるのだったら。
やっても良いかな、と思いました。
２０１４年１０月３１日。
僕はリバ邸仙台で、弾き語りをしました。
それがこちら。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1934586957&owner_id=3993036
結婚式での弾き語りは、
大切な人のため、でした。
でも今回の弾き語りは、
来てくれる方に楽しんで欲しいのは勿論だけれども、
いかに自分が楽しむか、
が重要だと感じたので、
自分の好きな歌ばかりを歌いました。
下手くそだったけど。
でも、好きな歌を歌えるのって、
素敵だなと思いました。
カラオケと違って、
自分で奏でて、自分で歌う。
なんか不思議。
良い感じ。
……そうして僕は、
”弾き語りって、面白い”
と思うようになりました。
日記で書いた、「ギターを始めたい」と言っていた方に、
リバ邸でギターレッスンもするようになりました。
いくみさん。
”自分を大事にするってどういうこと？”
凄く大切なことを、僕の方が沢山教わりました。
いくみさんを通じて、また人の輪も広がって行きました。
最近、素敵なご縁を下さった、かおりんも、その１人です。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1946311049&owner_id=3993036
１２月１日には、
リバ邸仙台の一周年記念パーティ＆ライブをしました。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1935850424&owner_id=3993036
だんだん、
”弾き語り”と
冨永健太が
リンクしているのを感じました。
以下、日記より。
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前にもちょろっと書いたけれど、
僕はあまり弾き語りはしませんでした。
家で曲作って録音するとか、
バンドでエレキギターをギュワンギュワンいわすのが、本職でした。
でも、
こうしてリバ邸で誘われて弾き語りするようになって、
なんだか不思議に思うことがあるんです。
当時２０歳くらいだからもう１０年前か。
Shake speare（シェークスピア）というオリジナルバンドをしていました。
音楽的には、ジャンヌダルクみたいな感じ。
ポップでメロディアスだけどテクニカルだったりとか、ちょっと変態っぽい音楽で。
ホストみたいにスーツ着たりして、
ルックスも、ソフトヴィジュアル系みたいな感じでした。
（僕の写真を遡って見て頂くと、金髪ロン毛の僕とか写ってます 笑）
でね、ライブでギターを弾いた後、
女性の方から、「カッコイイですね！！！」
って言われたことがあったんです。
でも、僕は嬉しくありませんでした。
むしろ、少し後ずさりしてしまうような気持がありました。
自分のギターに納得いってなかったとか、
当時、もっと女性に免疫がなかったとかもあるんですけど、
多分、
”ステージの俺だけを見て、カッコイイと言われても。そんなの、俺の一部分にすぎない”
”この人は、カッコいいギタリストを求めてるのであって、冨永健太という人間は見えていないんじゃないか？”
とか、そんなことを感じていたんだと思います。
それも今思えば、
誰が何に魅力を感じて、
どんなリアクションしようと勝手ですし、
初対面の人が俺という人間を分かってくれるなんて無理な話ですし、
素直に喜んで良い場面だと思うんですけど。
……過去に色々あったので、少し女性不信だったのかもしれません。
そんな僕が、
こうして弾き語りをするようになって、
皆さんに喜んで頂くと、
それを素直に喜べるようになっていたのです。
これは何なんだろう。
そう考えて１つ思ったのは。
バンドでギター弾いてる僕は
……特に、上記のような場面に遭遇した頃の僕は、
ステージの上の自分と、日常の自分が全然別だったんです。
僕と言う人間と、
音楽というものは
……切っても切れない関係にありながらも、
何か距離があったんです。
音楽してる俺。
とにかく、自分の中にあるうまく言葉にできない何かを表現したくて、
壁をぶっ壊したくて、
感覚だけを頼りに、ひたすらわが道を突き進む。
徹夜で昼まで曲を作り続けて、
泥のように疲れて眠りこむ……そんな瞬間だけは、「生きてる」って実感がありました。
それ以外の俺。
……なんだろう、音楽が自分の存在意義みたいになってたから、
音楽をしている時間以外は、
自分が何者なのかもだんだん分からなくなっていました。
僕は、音楽をしている自分が好きでした。
でも多分、それ以外の自分はあまり好きではありませんでした。
結果、うつ病を発症して。
（でも１０年くらい気付かずに、再発を繰り返しながら現在に至るという）
でも今は、
弱い自分とか、色んな自分が居ることに気付いたり、
それを好きになるほどはいかなくても、
認めて、付き合うようになりました。
そうして、
今まであまりやってこなかった、弾き語りという音楽。
当たり前ですけど、メインボーカルが自分になります。
ギターを弾くのも、僕です。
で、自分の大好きな音楽や、
自分のオリジナル曲（弾き語りに向かない曲ばかりなので、レパートリーは少ないけど）
……をやっていると、
なんというか、
弾き語りをやっている自分は、
冨永健太という素の自分を凄く表現していると思うのです。
どんな曲に共感して、楽しくなったり、切なくなったり、するのか。
自分の影と光。
そういうものが、弾き語りには表れると感じています。
だから、それを喜んで貰えると、
自分を認めてもらえたようで、嬉しくなります。
それに、リバ邸という場所が、良いのかもしれません。
普通にライブやるだけだったら、
音楽やって、聴いて頂いて、
あとは時間があったらちょっと話して……で終わるじゃないですか。
もちろん、ライブハウスならではの良さもあるんですけど。
でもリバ邸だと、
一緒に座って、呑んだり食べたりしながら話すわけです。
多分、みんな。
なんとなく僕という人間の雰囲気とか知ってもらえた上で、
凄い近くで、聴いて下さってる。
なんかあったかいですし、
安心しますし、
なんだろう……なんとも言えない繋がりを感じるのです。
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オノタカの誘い。
リバ邸のみんなの温かさ。
それが僕に、新たな喜びをくれました。
弾き語りは、
僕が僕らしく音楽をして、楽しんで
それを誰かに届けたりもできる
そんな大事なものへと変わっていったのです。
、、、
その後も、
【魂の洗濯：映画と花見と大将とリバ邸と焼き肉パーティで弾き語り】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1940942523&owner_id=3993036
や、
スピンアウト的な企画として、
大郷町にある、地蔵庵という場所での畑体験。
自然と一緒に、汗かき、おしゃべりし、歌う。
【昨日は、こどもの日でした】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1941793165&owner_id=3993036
まさかの人生初、誕生日サプライズを受けた、
【５/１４（木）の日記�◆Д螢佚＼臑罎妊汽廛薀ぅ� 】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1942166696&owner_id=3993036
などなど。
【５/１７（日）の日記：クローバーと羊】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1942301345&owner_id=3993036
本当に、色んなご縁が広がりました。
石巻の仮設住宅へ、弾き語りでエンターテイメントを届ける、
【音連れ人プロジェクト】
https://www.facebook.com/kuriharabandsns/posts/600254476783942
ああ、音連れ人プロジェクトのチラシ。
作らなきゃって言って、まだ作ってなかったなぁ。
突然、バスケやろうぜ！！
って告知があって、
まっ暗闇に近い榴ヶ岡公園でバスケしたり。
（ボール見えなくて怖かったなぁ 笑）
夕べの、パーティ＆ライブを一緒に企画した、
すずと出逢ったのもリバ邸。
凄いスピードで色々なことが起こって、
僕自身、学ぶことが多い時間でした。
自分にできることには限りがある。
だから、人は助け合う。
すれ違ったり、ぶつかったりして傷つく。
だからこそ……信頼できる友人というのは、本当にありがたい。
、、、
ねえ、オノタカ。
夕べのパーティ＆ライブでは逢えなかったけど。
本当に、本当に、ありがとう。
オノタカがみんなと作った場所で。
俺も、色んな人と会ったよ。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1947026524&owner_id=3993036
本当に色んなご縁が広がったよ。
なんて言ったらいいのか分からなくて、
ただ、ただ、ありがとう。
そして、お疲れ様でした。
オノタカが、オノタカのペースで、
いきたい未来へ行けますように。
俺は、いつでも頼れるわけじゃないけど。
なんかあったら、声、かけてね。
みんな。
同じ時間の中を生きてる。
どっかで
なにかで
また何かあるかも。
だから、これからも宜しくお願いします。＾＾
長文、読んで下さった方、ありがとうございました！！！！
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