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2015年09月19日10:07

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「捨の心」と「手が抜けなくなった猿」



珠数泰夫先生の「こころのヨガ」に心に響いた文章がありましたので、抜粋します。

捨の心
この捨の心に、すべては生かされます。
この捨の生活に、生命の花が咲き、神々が歓喜する声が伝わってきます。
邪悪を捨てた心は、誰にも支配されることはありません。
誰も縛らないし、誰にも縛られることはありません。
捨の心は、自由です。
捨の心が、解脱(悟り)への門です。
捨の心は、いつでも豊かです。平安です。
持たざるがゆえにすべて自由に、自分のものとなるので豊かなのです。
持たざるがゆえに、すべてのものは、ただそのまま流れて行くのです。
 ・・・・・・・・以上

手が抜けなくなった猿
この文章を読んで「瓶から手が抜けなくなった猿」の話しを思い出しました。
一匹の猿がいました。そのそばに猿の大好きな餌が一杯入った瓶がありました。
猿は瓶の中に手を入れて餌を一杯つかみました。そして手を抜こうとしましたが、手が抜けなくなりました。猿は必死になって、泣きわめきながら手を抜こうとしますが、抜けなかったという話です。  つかんだものを放しさえすれば、手が抜けるのに・・・・。

三さえ主義
人々の中には、「今さえよければ」、「自分さえよければ」、「金さえあれば」の人が多いようですが、この「三さえ主義」が握る心だと思います。

球数泰夫先生の「捨の心」とは、具体的に「三さえ主義」を放せば幸せになるのだと教えてくれます。



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