風呂無しアパートの住人

心の中に変化が起こる。
今までは１日おきの透析が「今日、透析か〜；；」だったのが、「明日は休みじゃー＾＾」に変わった。
同じ一日でも考え方一つで180度変わるものだな。
自分の日常にやっと馴染んできた気がする。
風呂無しアパートの住人が銭湯に行く感覚。
この世の終わりに感じた腎不全を告知された日が嘘のようだ。
まあ、単純に死ぬか生きるか選ぶのに選択の余地が無いから透析を受け入れざるを得ないだけだったのだが。
未だに針を刺すのは慣れないけども、痛みと引き換えに命を貰ってると思うとなんという事は無い。
　

今日は栄養士さんの面談があった。
可愛い娘の下着を覗くのはなるべくしてはいけない事のように、透析における食事もなるべく控えねばならないものがある。
ジャンクフードなどの塩分過多な料理だね。
・・・無理。
可愛い娘の下着を覗くのは盛りを過ぎた私は耐える事が出来るが、塩分控えめな食事など耐えられん。
可愛い娘の下着を覗くのを許すからジャンクフード食べるなと言われても、盛りを過ぎた私は躊躇する事無くジャンクフードを頂くだろう。
ただ、一つだけ希望はある。
おっぱいを触らせてくれたらジャンクフードを諦める事が出来ると思う。
何を隠そう私はおっぱい星人だったのだ。
今は患者としていい子ちゃんぶっているが、いつしか栄養士さんに「おっぱいを触らせてくれたらジャンクフード食べない」という交換条件を告げるつもりだ。