【海外ドラマ日記】
アニメと共に、溜めに溜めてる海外ドラマも消化しなくちゃ
『ハンニバル』
1〜4話
おもしれーなぁ!
1話って、なかなかレクター博士が出てこないで、スロースタートな印象あるけど、出てきてから飛ばすんだよね。
『羊たちの沈黙』シリーズの、レクター博士の前日談。
もう人は食い始めてるのだが、まだそれがバレてない時代のレクター博士が。
後に彼を逮捕する事になる、FBI捜査官グレアムと組んで、数々の猟奇殺人事件に挑む…
はずなのだが
レクター博士は、お茶目に場を引っ掻き回し、どんどん、主要登場人物を精神的に追い込んで行く。
すげぇな!身内に殺人鬼がいる犯罪捜査ドラマ!
つか、もう、グレアムに、犯人の行動を予知する超能力がある時点で、ミステリーじゃないんだけど!
一本、縦軸となるメインプロットがあり、その周囲に、幾つもサブ・プロットが複雑に入り組んでるのが、海外ドラマの常ですが。
も〜、この作品のサブ・プロット、変なのばっか(笑)
「よく、こんなの思いつくなぁ」みたいな。
あと、この作品の最大の見所は、「深読み出来る演出」で。
普通、演出って、観客を自然に誘導する物の様な気がするのですが。
この作品は、「ほら、これ伏線!深読みして!」みたいに、全力で主張してるよね。
レクター博士が、肉食ってるだけで、「それ何の肉だよ」みたいな。
みんなが自分の推理を喋ってる横で、レクター博士がドヤ顔してるとか(笑)
やー、しかし面白いわ。
改めて見ると、レクター博士は、人の弱い所を見るのが大好きで、逆に、自分に弱さが無いのが、この人の寂しい所なのかな、と思った。
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