劇場版『ラブライブ!』見てきた。
いや素晴らしかったな。
俺の中で、ラブライブは、この劇場版をもって、神コンテンツとなった。
ライバルのアライズ(ガールズ&パンツァーみたいなデザインの人たち)のビッチ感が良かった!→オイ
パッと見、テレビと変わらないんですよ。いい所も含めて。
キャラクターは可愛いし、ワチャワチャした掛け合い面白いし。
前半の、ニューヨーク・パートが凄いシスター・プリンセスぽかった。
ラブライブって、原案がシスター・プリンセスの公野櫻子先生で。
よく「公野櫻子ってラブライブじゃ何もやってないんじゃないの?」みたいに言われますが。
元シスプリマニアとして断言します。
ニューヨーク・ パートのキャッキャウフフ感は、物凄い公野櫻子臭がします!
あと、「えっ、そっちの方に転がるんだ」みたいな、話の意外性も、テレビを踏襲してたし。
映画だから、海外行くと思ったら、すぐ帰ってくるのかよ!
「第三回ラブライブがドームで開催されます」とか言って、お、ドームでライブする話かと思ったら「でも私たちは活動停止します」って、そっちかよ!みたいな。
そんな感じで、「基本、テレビを踏襲した、いい話」かと思ってたら。
やられました。
高山みなみ演じる、劇場版オリジナルキャラクター。
ストリートミュージシャンのお姉さん。
あれ、凄ぇ良かったよ!
ネタバレになるから言えないけど、いきなり、ラブライブ!がSFというか、ファンタジーになるじゃん!
はっきり言って、「ターミネーター新起動」よりイカしたSF描写だったよ!
ほのかのホテルの場所がわかるとか、同じマイクが二本、存在するとか、ほのかの家族に、会いたがらないとか、小技が効いてんじゃん!
また素晴らしいのは。
別に、あのお姉さんの存在を深読みしなくても、話は成立すんだよね。
「ちょっと不思議な、カッコイイお姉さん」でも、充分、成立する。
ただ、あのお姉さんが、かつて自分が下した決断を、どう考えてるのか。それを踏まえて、ほのかに会いに来たのか…とか考えると。
青春が終わった、おじさんは、キュンとする!
「今が最高。最高の今を生きる」と決断した女の子の、過去と現在と未来が繋がる。
ラブライブ、それは青春。
青春の終わりを描いた物語。
ところで、あのストリートミュージシャンのお姉さんは、絶対、脚本の花田十輝さんの趣味だと思います(笑)
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