今回搭乗したFRA→KIX便の機材は747−400でした。
747−8のファーストは1階席の先端部に設けられているため、ダイレクトで座席にアクセスできるのですが、747−400の場合は2階席に設けられているため、ビジネス区画を通過しながら階段を目指すことになります。
そしてこちらが2階席への階段です。
2階席の座席数は8席で、丸々ファーストクラスになっています。
ちょっとしたプライベートジェット感覚ですね。
何といっても特筆すべき点は、座席とは別々に設置されているベッドの存在です。
以前の747−400は、同じ2階席に2−2シート×4列の合計16席分の配列でした。
ちなみにこちらが2007年に搭乗した時の、LH747−400のFシートです。
それが、窓側席のスペースをベッドにして、2階席の空間をそのままに、定員を16席から8席へ半分に減らして、超贅沢空間へと生まれ変わりました。
往路のA380のファーストクラスシートも豪華でしたが、プライベート空間的には完全にこちらに軍配があがります。
ただし座席から窓までの距離が遠い分、食事を戴きながら機窓を楽しむことができない点については、少し残念でしたね…。
それでは、これより機内設備について少し紹介します。
まずシートですが、フルリクライニングすると、ここまで倒れてくるので、正直ベッドがなくてもかなり快適に過ごすことができます。
リクライニングボタンは、タッチセンサー方式でした。
でも私の座席は感度が悪くて、思うように作動されませんでした。
往路のパーティション故障の件といい、LHの座席とは少し相性が悪いようです…。(涙)
肘掛内には、各国対応のコンセントとUSB&LAN端子が設置されています。
肘掛内収納は、雑誌やちょっとした小物類が収納できる程度の大きさでした。
でも、ベッド下に大型収納スペースが設置されているので余裕です。
コントローラーは肘掛収納タイプ
モニターのサイズはA380に比べると少し小さめですが、十分な大きさです。
モニターの横には、LHのF名物と言える、バラの一輪挿しが添えられます。(提供は離陸後)
安全のしおり
シート設備の説明書
男性用のアメニティはこちら。中身は往路と同じでした。
ちなみに私が航空ファンだとわかると、後で女性用アメニティと子供用のおもちゃを戴いてしまいました。ありがとうございました!(笑)
化粧室は前方に2ヶ所設置されています。
こちらもA380の広すぎる化粧室に比べると、どうしても見劣りがしてしまいますが、窓が設置されたり、ここにもバラの一輪挿しや、各種アメニティが用意されていたりと、狭いながらも、可能な限りのおもてなしが施されています。
LHのA380の化粧室紹介記事
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1942403240&owner_id=27431714
ギャレーはこんな感じ
前方右側には、誇らしげに「Lufthansa First Class」の表記がありますが、A380に比べると、少々控えめです。
ギャレー側にはもっと控えめに表示されています。
ちなみに、私がアサインされた座席は2階最前列左側で、その座席番号は「81C」でしたので、いわゆる窓側を意味する「A席」扱いにはならないようです。ちなみに右側席は「H席」になります。
機内中央にはウェルカムシャンパン用のワゴンが設置されていて、離陸前のおもてなしの準備が進められています。
出発前の取材を済ませたところで、これから関西国際空港まで、約11時間の快適なフライトを満喫したいと思います。
【後編に続く】
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