今日は、面会時間の1時間ほど前に王子が一人で来てくれた。
ハハは例によって「食事を食べたくない」とコワイ顔をしていたが、王子の顔を見てあっという間に機嫌がなおった。
王子は「オバチャン、ちゃんとご飯たべなあかんデ」「自分ができることを一生懸命やらなあかんデ。オバチャンがいまできることはなんや? コレ食べることやろ?」とあれこれ言い聞かせてくれるww。
留学中に教会で感化されたらしく、帰国してからクリスチャンになったそうで(笑)、手帳に書き写した聖書の中の言葉を読み聞かせてお祈りしてくれた。
ハハもそれを苦笑しながらも怒らずに聞いている(従いはしないけど)。
ハハが「腰が痛いからなでてほしい」というので、「なでてほしければこの栄養ゼリーをもう一口」と口に入れてから、お膳をさげ、コルセットをはめて横を向かせる。
・・・でも『痛い場所』はコルセットの範囲外だったりする。
ワタシが「ホンマに痛いンやろか?」と思う所以である。
そんなことをしているうちに、王子が「オバチャン、元気のでるツボ押したるわ」と言い出した。
王子は幼いころから不思議とツボを捕らえるのがうまいのだ。
足の裏の『湧泉』のツボを押してくれた。
3人で結構盛り上がってうるさくしてしまったので、同室の人に叱られた(-_-;)。
( 『ニケツ で オケツ』 に続く)
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