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2015年03月20日07:32

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相手が先、自分は後


「他助論」(サンマーク出版)の著者・清水克衛氏は、次のように言います。

脳科学者の茂木健一郎氏はNHKの「プロフェショナル 仕事の流儀」というテレビ番組で、
130人ぐらいのプロフェショナルに話を聞いているうちに、その人たちの中に一つの共通点があることを発見します。

それは、すべての人が“他人のために”であり、“自分のために”という人は一人もいなかったということです。そして、「これがおそらく、プロフェショナルの仕事の原点にあり、まさに天は他人を助くる者を助く」と言われていました。  ・・・・・・・以上。

西田文郎氏「恩返しの法則」(ソフトバンク)にも、「真の成功者は、優先順位のいちばんを、『自分』ではなく、『他人』にしている。そして、すべての行動のベースに「他人を喜ばせよう」という動機がある。他人のために頑張るということが、ひいては自分の幸福につながっていくことを知っています」と「他喜力」の大切さを書いています。

以前、私が在職していた松下電器(現パナソニック)は適正利益確保ということについて非常に厳しい会社でした。

それは、松下幸之助さんの次の経営観からです。
1.利益は目的ではなく結果である。利益というものは企業が社会貢献した結果、報酬として与えられるもの、だからです。

2.利益の大きさは、企業が社会へ貢献する度合に比例する。

3.天下の人、天下の物、天下の人を使って事業を営んでいる以上、赤字を出すことは罪悪である。

このように、社会貢献(お客様への奉仕)が先で、自分の利益は結果として後からついてくるという考え方です。

すべて成功者は「他の人の幸せ」という視点、あるいは「誰かのために生きる」という立場に立っています。これが人として本当の生き方ではないかと思います。
そして、どこまで、その生き方ができるかが、今、生きている私たちへ課題として与えられている、と思います。



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