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名寄、士別、稚内、枝幸にある西條百貨店には直営のレストラン「ペリカン」があり、ファミリーレストランが少ない地域でファミレス代わりに地元民に支持されている。
これまで旅行で訪れたことはないが、お昼前まで旭川で仕事してからクルマで旭川を出発し、士別→下川→名寄を回る日帰り出張だった2月25日水曜日、士別に着いたら12:55になったから、まずは士別で昼飯を食べてから仕事先に行くことにして士別の西條に寄って「ペリカン」に行ってみた。
メニューを見ると洋食から和食、ラーメンや丼物など多彩で、3世代のファミリーが来てもどの世代でも対応できるメニュー構成である。
その中で、「全日本卵でとじていないご当地カツ丼愛好家」の自分にとって、普通の卵とじのカツ丼のほかにタレカツ丼もあることを見つけてしまった。
さらに、全メニューをチェックしておこうと期間限定の「受験生応援メニュー」のメニュー表も見てみたら、「チキンカツ、とろろ、和風ダレの相性バツグン!」などと説明されている「白いチキン勝つ丼(680円)」なんてのまであるではないか(写真3)。
写真を見ると、白いとろろが掛かっており、まぎれもなくこれも卵とじスタイルではないカツ丼である。
レギュラーメニューはいつでも食べられるわけだからタレカツ丼は次回に回すことにして、今回はその「白いチキン勝つ丼」とやらを食べてみることに決めた。
丼を一杯に覆い尽くすチキンカツにとろろ、見た目はあまり美しくはない。
ともかく食べてみる。
おっ、旨い。
カリッと揚がったチキンカツの食感と、まろやかなとろろ、かなり甘めの醤油ベースのタレがマッチしている。
とろろにまみれたチキンカツって旨いもんだな。
夢中で食べ一気に完食。
見た目から想像していたのよりはるかにおいしかったな。
西條百貨店直営のレストラン「ペリカン」、なかなかやるじゃないか。
レギュラーメニューにも「卵でとじていないカツ丼」を発見したし、それだけでなく釧路のスパゲティみたいに鉄板に盛られたスパゲティメニューも見つけてしまった。
こりゃ何度か通わねばならないな。
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