そもそも映画化が条件だった!?　大炎上の小栗旬主演月9ドラマ『信長協奏曲』舞台裏

そもそも映画化が条件だった!?　大炎上の小栗旬主演月9ドラマ『信長協奏曲』舞台裏
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フジテレビのあざとさなんてCMのブッコミ方みればわかる通り。本編よりもCMの方が多い、多い。CMを２分見せられて、１５秒でまたCMとか多い。

テレビ見ている人というのはテレビ局にとってはお客様ではない。当然。視聴者のためにテレビを流しているのではない。テレビ局のお客様はスポンサー。では視聴者とは何かといえば、駅前に行って、通りの人たちの足を止める。

さあさあ見てちょうだいね。というやつ。買ってもらうのはスポンサー。だから視聴者はお客様のお客様。でももうテレビ局はそういう扱いをしていない。CMをどれだけ流すかにしか興味ないから。

だからドラマが映画のための長い予告編だったとしても驚きはしない。


で小栗旬の話である。もちろん、何にも興味はない。今でも興味はない。でも少しだけ認めている部分があったりするから、驚きである。

小栗旬は絵にならない人ではない。逆に絵になる人である。ルパンのポスターもそうだし、信長の着流しも、まぁどこのチンピラを演じるつもり？ではあったが、まぁ若い時の信長はそういう解釈もありかな、という事で良い。

特にサル顔だから猿を演じさえたら本邦随一ではないか。この人の止め絵はなかなか良いのがある。つまりポスターは悪くない、モデルとしてはなかなか良い演者だ。

また声も悪くない。ハーロックの声もよい。もう少し演技力があれば、声優としても一流だと思う。だから当たり役は必ずあると思う。この人の声でなければ、という番組と必ず巡り会うことができるだろうなとは思う。

しかし、いかんせん、動画になると、ちょっと辛い。いやかなり。うまいとは思わない。単調、軽薄、平凡である。構想力が乏しいから、ステレオタイプのキャラクターしか生み出せない。演技の勉強もしていないから、見る楽しみもない。もう辛い。天性だけでやっているなら大したもんだ、くらいの褒め言葉しか生まれない。

これでも昔から比べたらすごくこの人に注目したのである。モデルとしての存在感と声の良さという二つもの才能を見つけたのであるから、作品を見ることは今は絶対にないけれど、いつか、この人の当たり役を見たとしても驚きはしない。

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22日に放送された小栗旬主演の月9ドラマ『信長協奏曲』（フジテレビ系）の最終回が、物議を醸している。

　同ドラマは石井あゆみ氏原作の人気漫画で、現代の高校生が戦国時代（1549年）にタイムスリップし、織田信長として天下統一を目指す物語。小栗は戦国時代にタイムスリップする高校生のサブローと、織田信長を一人二役で演じた。

　共演は信長の正室・帰蝶を演じた柴咲コウ、信長の筆頭家臣・池田恒興を演じた向井理のほか、山田孝之、藤木直人、高嶋政宏、Kis-My-Ft2の藤ケ谷太輔ら。映画並みの超豪華キャストだったが、「まさか」は最終回に起こった。

　信長の最期といえば、ご存じ、本能寺の変だが、そこへたどり着く前に放送は終了。続きは来年冬公開の劇場版で！　というオチだったのだ。これには視聴者も激怒。放送終了後からネット上では「視聴者を完全にナメてる」「結局、映画の宣伝ドラマかよ」などと批判が殺到した。

　テレビ関係者は「ドラマの映画化は一般的だが、ドラマはドラマで1つの物語を完結するのが常識。それが今回は、映画を見ないと結末がわからない。視聴率低迷し、広告収入にも影響が出ているフジテレビとしては、劇場版でひと儲けを考えたのだろうが、今回はあざとすぎた。さらなる視聴者離れを招きかねない」と分析する。

　主演の小栗サイドの意向もあったようだ。

「オファーを受ける条件が、映画化だったそうです。小栗の所属事務所は、大ヒットした『クローズ』シリーズや実写版『ルパン三世』の製作も手掛けている。『信長協奏曲』も映画化すれば、その製作に一枚かむことは間違いない。映画化は、フジと小栗サイド双方にうまみがあるんです」（映画関係者）

　同ドラマは初回15.8％（ビデオリサーチ調べ、関東地区／以下同）でスタートするも、その後は右肩下がり。最終回の平均視聴率は10.7％だった。「続きは来年の映画で！」と聞いて、いったい何人が劇場に足を運ぶのだろうか……。
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