mixiユーザー(id:24473762)

2014年12月03日21:28

118 view

(音感ゼロ+リズム感ゼロ+固い関節)で悪戦苦闘の日々 

※チェロは低い音からC−G−D−Aと5度(全音3+半音1)で調弦される。高い方の弦から1線(A弦)、2線(D弦)、3線(G弦)、4線(C弦)と呼ぶ。


チェロ(ヴァイオリン族)という楽器は多くの楽器の中でも習得するのに難しい楽器に入りそうだ。それは始める前からうすうす感じてはいたが実際に初めてみるとやはりその難しさに日々悪戦苦闘している。

同じ弦楽器でもヴァイオリン族の指板にはギターやリュートにあるフレットがなく、音高は自分で調音して作らなくてはならない。若い時に始めればそれほど問題がないのかもしれないが歳がいってから始めるとこれが結構難しい。世の中には絶対音感なる才能を持っている人もいると聞くが音感ゼロ(絶対鈍感)の人間には音高を決めるのは至難の業だ。

それでも5度調弦のチェロには開放弦を使って調弦する方法がある。最低音の4線(C弦)のD(レの音)は上から2番目の2線(D弦)のオクターブ下、同じく上から3番目の3線(G弦)のAは一番高い1線(A弦)の開放音のオクターブ下の音高になる。

上から3番目の3線(G弦)の小指で押さえる音(C音)はひとつ1つ下の4線(C弦)の開放音のオクターブ上の音高になる。同様に2線の小指(G音)、1線の小指(D音)は2線の開放音のそれぞれオクターブ上の音になる。

この2つの現象を使って人差し指、小指の音高を決めることはできるが慣れないとオクターブ間での音の調音が結構難しい。音感の悪い人間にとっては音を取るということはとても難しい作業なのだ。まして旋律を弾こうとすると音程が怪しくなりとんでもない高さで旋律をひいてしまう始末だ。現在音取り(音高合わせ)に苦戦している。

フルートやピアノを独習でやってきたが、メトロノームを使うという面倒なことはせず自分のリズムで勝手にやっていた習慣があるため、先生につききちんとリズム旋律を弾くのがとても難しい。急き込んで次のリズムの前に次の小節に入ったり、所定のリズムよりも遅くなったりと4拍子のはずがいつの間にか3拍子や5拍子になっている。メトロノームに合わせてきちんと弾くというは意外と難しい。メトロノームと格闘しながら練習している。

関節の硬さについては以前にも日記で嘆いたが、相変わらず中指と薬指が開かない。人差し指、中指、薬指、小指が均等に大きく一直線に開かないと、正確な音高で音を出せないのだがこの感覚がまちまちで指先が勝手な方向に向いているので音高がいつもくるってしまう。若くないので関節が固くなっているので矯正することはとても難しい。中指と人差し指が開くように風呂に入った時に開いたり、ゴムボールを間に入れて開いたりしているが、この歳になって矯正するのはかなり困難である。

と、あれもダメこれもダメと上達の妨げになることばかりで一向に上手くならないが、目標は高いほどやり甲斐があると言えばあるので何とか頑張れている。

3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する