名古屋だったか道路を走っていたら、前方にもこもこした雲のようなものがあった。
なんだろうと思って目をこらすと、その白い塊は動いているように見えた。
近づいてみるとそれはアルミ缶を入れたビニール袋の山で、動いていたのは自転車に袋を括り付けて居たからだった。
空き缶を拾い集めて売り、生活費にしているのだろう。
自転車本体も、乗っている人も見えないほどビニール袋に包まれている。
珍しいものを見たと思っていたら、佐世保のおみやげ屋さんに展示されていた中国の写真家陳瑞元(チェン・ルイ・ユァン)の写真の中に似たような写真があった。
こちらはリヤカーだが、名古屋のは自転車であるから日本の勝ちだと思う。
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