さてさて

　　人は何によって立つのか　

何をもってして　自分がそれほどの人間だと思い込んでいるのだろう。
小学校の先生だった、という過去の職業か？　
それとも　跡取りに生まれた、という自負か？

自分は立派な人間だった。頑張って来たんだ、
そう思い込まないと生きていけないのはなぜか？　
それが　ウツという病気なのか？
私は　姉について　それを考え続けている。

姉にとって、そうでない現実を付きつける者は、敵でしかない。
相手が悲しもうが辛かろうが攻撃して、自分の正当性だけを主張する。

たとえ　相手が年老いた両親でも。

あっ、だから　同居している無職の息子や孫息子に
「毎日　何をやっているんだ！　怠け者！　働け！」　と
現実を突きつけてしまって　そして殺される人がいるんだなあ。

自分が逃げている現実を突きつける者は
たとえ親だろうと、小さい時可愛がってくれた祖父母であろうと
敵でしかない。
ついでに言うと
年金などの金を持っているくせに自分にくれないのも敵

ダメだった事にふたをして　見ようとしない。
全部　良かったと思いたい。

姉は思っている。
自分の親に　孫の世話など頼んでいない　
お金を貸してくれなど言っていない
親から金銭を援助してもらったことなど一切無い。
成人して働き始めた子供の給料を当てにして借金など頼んでいない。
あれは　子供が自発的にくれたんだ。
大学を出してやっているのだから、くれるのは当たり前。

「違うでしょう！　そんなことしてたら子供に嫌われるよ」

嫌だ　嫌だ　そんな話は聞きたくない。
全部ウソだ。　　
親が、妹が、子供が、みんなが私にウソをついている。
現実ではない。
逆に　私は親に迷惑をかけられて　苦労して　
それでも　子供を二人も私立大学にいれて
頑張ってきたんだ。
それなのに　どうしてみんな私を責めるんだ。

その考えにしがみついて　逆の事には一切、耳を塞いでしまう。
それは姉の人生が決してそれだけではなかった
という事を表している事でもある。

姉の人生を思うと、
では、妹の私は何をもって自分を確立し、自分の人生を生きているのか？
という問いがでて来る。

二人きりの姉妹だけれど　私と姉が会う事は　たぶん二度とない。






　　　　今日から　三連休　

とりあえず　三日間　毎日　テニス　朝６時〜１０時　（笑）

ビデオを借りて見るという、滅多にやったことのない事をしようかな。

「アマデウス」　
モーツアルトに興味があるが　この映画があるのを昨日まで知らなかった

「南極物語」　
昨日　高倉健の追悼でやっていたが　コマーシャルが嫌。　
でもうちに録画機能がない。　人間にとっての「犬」をどう捉えているのか
興味あり。

「風とともに去りぬ」
著者・三浦しをん　の「まほろ駅前　番外地」を読み始めたら
その中にでてきて　まともに　見た事がないのに気付いた。


江戸東京博物館に行ってみたいが、これは　できれば家から
ウォーキングを兼ねて　歩いて両国（？）まで行ってみたい。

しかし何も連休で混んでいる時に　行かなくても・・・
これは仕事が　休みの水曜日に行こう。