北海道の旅も、六日目となりました。
朝、羅臼を出発してバスで釧路へ。
そのバスのなんと長いこと長いこと。
羅臼を9:13に出発して、釧路到着が12:45ですから、約３時間半。
こんなに羅臼は、遠いのですね。
でも、のんびりバスの旅もいいもんです。
車で走ったことはあるけれど、のんびり景色を楽しめました。
やっとのことで釧路到着。
和商市場の中にある、市場亭でお昼ごはんにしました。
本日食べたのは、ウニ・いくら・ホタテの三色丼。
特にウニがすごく美味しく、なかなかうまい丼でした。
お昼の後は釧路駅に戻り、釧網線で茅沼駅に向かいました。
塘路駅の手前から、いつものようにエゾシカがいっぱい出没。
塘路駅では、ＳＬと交換。
茅沼駅の手前で、丹頂鶴を４羽発見。
もしや駅前にいないかもと心配しつつ、茅沼駅に到着。
しかし、心配は稀有でした。
３羽の丹頂鶴が、ちゃんといてました。
しばらく観察していると、飛び去ってしまいあーあと思っていると。
別の丹頂鶴が飛んで来て、また彼らを観察。
入れ代わり立ち代わり、やって来ました。
ほんの一瞬ほどでしたが、１０羽の丹頂鶴がいた時もありました。
ここでは、つがいと子供の３羽のダブルで６羽は見たことがあります。
でも、一瞬とはいえ、１０羽も見たのは初めてでした。
ななめ横の家の軒先に行った丹頂鶴もいました。
自分の家の庭に丹頂鶴がいるなんて、考えたらすごいですね。
飛ぶ姿やいろいろな姿を観察することが出来ました。
しばし観察して、茅沼温泉憩いの家に移動しました。
憩いの家の前には、いつものように丹頂鶴が間近に２羽いました。
彼らも最初は警戒して、僕の方をちらちら見ていました。
しかし、大丈夫だと思ったら、僕の事にはお構いなし。
時には、手を伸ばせば触れそうな距離までやって来ました。
こんなんありえない。
じっくり観察出来ました。
しばらく観察していると、神戸から来たおじさんがやって来ました。
この憩いの家で、３泊しているとのこと。
ＳＬメインで、丹頂鶴も撮影しているとか。
ここは、冬季の１５時頃に来ると必ず丹頂鶴がいます。
たぶん、午後に給餌作業をしているのでしょう。
泊まっているのに、宿の前に丹頂鶴が来るのを知らなかったとか。
もういない時間に帰って来ていたから、仕方ないとは思います。
知らないというのは、そんなものなのですね。
おじさんといろいろ話ながら、観察しました。
今日は、なかなか丹頂鶴さんも飛び立ち帰りませんでした。
こうなったら、飛び立つところを見届けようと思っていたのですが。
なんと、こんな時間に宿の人が餌を撒くじゃないですか。
入浴者・宿泊者へのサービスかもしれません。
これでは当分飛ばないなと思い、断念して温泉入浴。
観察し過ぎで、列車まであまり時間がなくなってしまいました。
のんびりとは行きませんでしたが、温泉で温もりました。
ここのお湯も好きなので、少しもったいなかったかな。
丹頂鶴をじっくり観察できたのは楽しかったから、まあ良いか。
釧網線で釧路に戻りました。
この旅、最後は釧路のビジネスホテルです。
最後の夜ですから、炉端でいっぱいやってこようと思っています。
それでは、行ってきます。
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