mixiユーザー(id:1673188)

2013年05月02日17:26

27 view

水伝考

「水からの伝言」がアジア方面で流行っていると言う。
そんなコトで連れ合いと今朝がた話をしていたのだが、まあとりあえず日本の恥ではあるので喜ばしくないと言う点で一致している。
この疑似科学は学校で道徳とは言え、教育に使われたコトもあるというが、あからさまに非科学的であるものを学校に持ち込ませた「寛容」はどこにあるかと考えるに、アミニズム的な思想が根底にあるように思う。
まあ…自然の恵みに感謝しよう。くらいまでは良いとしよう。しかし、感謝によって収穫が増えると言ったらもうオカルトの領域に入る。
キリスト教的に自然は人が神から与えられたものだから、切り開きなぎ倒して利用する権利がある。
と言うのと、自然の顔色を伺いながらできるだけ怒らせないように扱うのでは、日本人的には後者の方がいいような気がする。
まあ浅薄な人の考えでどんどん自然破壊を進めてしまうのは後から困るようだと言うのは最近判ってきたので、アミニズム的思考は悪いことでは無いと言うこともあるかもしれない。
しかし、非科学的なものを何でも寛容していいわけではない。
実際に現象として何が起きているか、何をしたら環境に悪い影響を及ぼすのか、科学的に考えることのみが本当に必要なコトだろう。
そういう意味では、前述の「自然の恵みに感謝」ぐらいの言葉すらも大人になってからの深い裏のある言い回しであることを言葉であることを忘れずに、子供達に伝える際には充分に注意すべきと思う。
例えば血液型などの占いとか、ちゃんとした宗教が管理しない怪しい占いのようなモノを信じるコトはより多くの害悪をもたらす疑似科学を信じさせてしまう土壌を作ると思う。
子供が純粋だと思っているなら、そういうモノはウソであるとはっきりと教育するべきだと思う。
それでもなお大人になるまでには妙な間違った知識を貯め込んでゆくことになるのだから…

3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する