[1576]
昨日、根室市と根室観光協会は根室での流氷初日と流氷接岸を発表した。
http://www.nemuro-kankou.com/pdf/ryuhyo20110213.pdf
オホーツク海を流されてきた流氷が北風に押されて知床岬を越え根室海峡に流入していたものが、12日から道東地方を吹き荒れた暴風雪で一気に根室までたどり着いたようである。
根室に流氷が来たのは3年振りだそうだ。
この年はさらに太平洋まで流れ出した流氷が南風に吹き寄せられ釧路にも漂着し、釧路の自宅の窓からも流氷を見ることができ、感動したことを覚えている。
写真はその年の根室市に接岸した流氷(写真1)と、根室海峡と太平洋の境目の納沙布岬で初めて見た流氷の最先端(写真2)、その後釧路まで漂着し釧路の自宅からでも見えた流氷(写真3)である。
流氷の本場はオホーツク海沿岸だが、だだっ広い海の水平線まで流氷で埋め尽くされるだけのオホーツク海の流氷より、流氷に覆われた根室海峡越しに北方領土まで見える根室の流氷の方が見ごたえがあってボクは好きだ。
このところ、網走以北では流氷は離岸しているようで、今接岸している流氷を岸から見るなら、オホーツク海沿岸では小清水町から知床岬までの一部の地域だけで、根室海峡に面している地域の方が確実なのではないだろうか。
ただ、北方領土問題対策協議会HPの納沙布岬ライブカメラを確認すると、納沙布岬では流氷はすぐ近くにはあるが接岸はしていないようで、接岸は根室市街あたりまでと思われる。
今日は穏やかな陽気なので、風向きによっては離岸してしまうかも知れない。
今日が休みなら、いてもたってもいられず流氷を見に根室へ行きたいところだが、残念ながら月曜日だから仕事で、すぐには根室へ行けない。
次に根室に行くときまで流氷があるといいんだけどな。
ログインしてコメントを確認・投稿する