mixiユーザー(id:809109)

2010年03月08日02:11

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「ん」。

  




湯のみ 日本語の 「ん・ン」 という文字は、

   世界的にも・歴史的にも、
   最も多くの音で発音される表音文字

です。おそらく、普通の日本人は気づかないと思いますが、

   最少に見積もっても 15通りの発音

があります。

   15通りもの音を、1つのカテゴリーとしてとらえている

というところに、

   日本語の 「ん・ン」 の持つ特殊性

があります。

湯のみ そもそも、なぜ、

   15通りもの発音を持つ1範疇の音

が存在するのか?

湯のみ その理由は、

   この音が、そもそも、初めから、
   日本語に音素として存在したワケではなく、

   (1) 日本語じしんの発音の崩れ ── すなわち、音便
   (2) 漢字音の輸入

   この2つが複雑に絡み合って、
   その混沌の中から生まれてきた音

だからです。

湯のみ 実は、「ん・ン」 という音や文字は、学者でも、すべてを解明しているわけではなく、不明なことも多くあります。学者によって見解がちがうことがらもあります。

湯のみ そうした、「ん・ン」 についてだけ考察したというケッサクな新書を、つい、先ほど見つけました。

   『ん』 山口謠司 著
   新潮新書 2010/2/20 刊

湯のみ アッシが読んでも、へえ、というようなことが書いてありまっせ。
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