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2010年02月06日13:44

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地球環境問題も難しい

脱常識の世界史:日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090901/203916/
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人類の歴史は、究極的に人口とエネルギー源という、2つの要素の変動に駆動されているのではないか。産業革命も、その後の経済成長・変動も、戦争や革命や自爆テロも、人口とエネルギー源の量的・質的変動の観点から見てみると、通常学校で習ったり、新聞・テレビ等で解説されたりする姿と随分と違って見える。人口動態とエネルギー源の変遷が、どのように世界史の動きに絡んでいるのか。これは新たな視点の文明理解、歴史解釈であり、地球環境問題が深刻化している現在、一石を投じる意味があるものと確信している。
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この連載も面白かった。とても勉強になった。


先進国ではなぜ、少子化するのか:日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20091001/206099/?P=2
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人類学上の常識、人間の本性に反する農業生活

 実は、数十万年に及ぶ人類史(人類の定義によって長さは大幅に異なってくるが)の99%を占めていた狩猟採集時代の生活水準は、何と産業革命前の大半の農民の生活水準よりずっと良く、現代の先進国の水準により近かったというのが人類学の通説である。人類学と無縁な人は俄かに信じがたいであろう。これまで常識であった、人類は危険で不安定な狩猟採集生活から、その高い知能と努力によって安定的な農業生活を手に入れ、さらに産業革命で豊かな社会に達したという、直線的な進歩史観に真っ向から反する説だ。

 しかし、欧州人の入植時代の文献として残っている米大陸や豪州の原住民の生活誌、最近まで細々と残っていた現代の狩猟採集民の人類学調査や、考古学的な様々な証拠から、狩猟採集民の方が、周辺の農耕民や遊牧民よりも栄養状態や体格が良く、より健康で平均寿命も長く、かつ精神的にも健全で、労働時間はずっと短くて余暇生活はより長く充実しているということが判明している。

 まず、狩猟採集民は果物・木の実やイモ類などバラエティに富んだ採集食料に加えて、様々な動物、魚介類など狩猟食料という栄養価が高い様々な旬の食料を常食にしている。人口密度が低ければ、これらの狩猟採集にかかるのは、1日数時間のみであり、残りの大半の時間は遊戯・儀式・おしゃべり・休息に充てている。

 少人数で、数週間から数カ月単位で移動しているので、排泄物等の汚染がなくて常に清潔な環境下にあり、病気にかかりにくく、気分転換が容易にできて、また集団内の上下関係もルーズであるため精神的にも安定している。気候変動にも、食糧の多様性と膨大な食料に関する知識によって臨機応変に対応して、飢餓に瀕することも少ない。
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そうだったのかぁ。


人類が今後も地球上で生きていくためには、人口を減少させる必要があるのではないだろうか?少子化でいいんだよ。ただ、外国との力関係を考えると日本だけ少子化促進で良しとするわけには行かないよな。世界全体で緩やかに人口を減らしていかなければならないだろう。戦争は絶対に嫌だ。



魔女狩り[2009年09月23日]
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1291188824&owner_id=7106525
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